自己組織化とは何か―生物の形やリズムが生まれる原理を探る (ブルーバックス)

  • 講談社 (1999年12月発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062572774

自己組織化とは何か―生物の形やリズムが生まれる原理を探る (ブルーバックス)の感想・レビュー・書評

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  • 1999年刊。

     生命現象はエントロピー増大を阻止し、定常状態を維持しているが、その過程や要因が解明されたとは言いがたい。
     もっとも、「複雑系」の理解の深まりとともに、この不可思議な非線形的生命現象も理解が進展してきた。
     本書は、脳、細胞、植物を例に複雑系の要素ともいうべき「自己組織化」を解説し、さらにコンピューター上の人工生命まで論を進める。研究者の横顔等は捨象し、問題の解説に特化しているのがBBらしい。
     また、前提として、情報工学系の議論が生物学に混入されているのは、現代では常識レベル、ということも良く判る一書だ。

     著者は、都甲潔九州大学システム情報科学研究科教授、林健司同助教授、江崎秀近畿大学九州工学部電気情報工学科助教授。

  • 寝る前のフォトリーディング&起床後の高速リーディング。
    雪の結晶や色々な結晶など、生物無生物を問わずエントロピーが増大せずに秩序を持つことの説明。
    興味がわかなかった。星二つ。

    下記に付箋を貼った箇所の要約をのせる:

    6:自己組織化はカオスと並び複雑系の重要な概念。

    22:覆水盆に返らずとは、周王朝に仕えた太公望にまつわる逸話。つりばかりしていた夫に愛想を尽かし去った妻。出世した夫の元に戻ってきたとき、夫(太公望)はお盆の水をこぼして元妻を諭した。

    165:アイデアが生まれるときについて本書は複雑系と関連して説明。アイデアを生み出そうと熱心に資料を集め考える。考えることから離れ、違うことをする。突然アイデアが生まれる。
    このとき大切なのはなるべく多くの情報を集めること。後はアイデアが自己組織化する、とのこと。

    176:原始のスープから生命が生まれるプロセスを説明するには、いまの科学の段階では夢物語である。

  • 第2版あり

  • まだ読んでません。
    味覚センサーの研究をされている先生の本です。

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