新装版 不確定性原理―運命への挑戦 (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 200
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062573856

作品紹介・あらすじ

ニュートン力学によれば、初期状態がわかっていれば、悠々たる天体の運行から人間の生命にいたるまで、あらゆる自然現象の未来が完全に予測できるはずだ。この絶対的とも思われる古典力学に立ち向かい、結末は確率的にしか決定されないとする不確定性原理を掲げ、量子力学の本質に鋭く迫る。たとえ話がとてつもなく面白く、わかりやすい。

感想・レビュー・書評

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  • 古い本だけどわかりやすい
    くだらない例え話を全部飛ばしたので読む時間はかからなかった

    不確定性は、観測による誤差な影響をなくせない、みたいなことと勘違いされがちだけど、拡大するほど荒れ狂うし、極小時間ならエネルギー保存則を無視するようなホワイトノイズな真空空間すら描き出す

  • ハイゼルベルクの不確定性原理をたとえ話を多く使って解説。因果律は不確定になった。

  • 入門書として良いですね。

  • 【電子ブックへのリンク先】

    https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000028355

    ※学外からの学認経由での利用方法
    https://www.lib.hokudai.ac.jp/uploads/2017/07/gakunin_maruzen_ebook.pdf

  • 【配置場所】工大新書B【請求記号】421.3||T【資料ID】91020887

  • こちらを読了。
    旧版は昭和45年=1970年の刊行らしい超ロングセラーなだけある名著と言ってよいと思う。
    私のような文系の人間が(ハイゼンベルクの)「不確定性原理」とは何たるか?をだいたい理解することが出来る(理解した気になれる)。というか、読み物として楽しく面白い。
    のっけから出て来る事例が「巨人の星」の消える魔球だったりするのはロングセラーゆえ致し方ないが、2002年に新版に改訂されていることもあり内容的にはほとんど古さを感じさせない。
    都筑さんの他のブルーバックスの著作もぜひ読んでみたくなった。

  • どう考えても難しい題材だと思うのですが、小説など様々なジャンルを含めてもかなり読みやすい部類に入ります。「巨人の星」に始まり、最後のSF戦争まで飽きずに楽しめました。

  • いくつもの変な物語が冗長だが、それを差し引いても、本書は物理に関する基本的な考え方を丁寧にひもといてくれている。これは専門書ではできない芸当だろう。

    ・光束の幅をゼロにすることは、光の回折性によって絶対不可能であることがわかっている。
    ・星が見えると言うことは・・・光がつぶであることの裏付けとなっているのである。
    ・Δx・Δp=h :ハイゼンベルグの不確定原理:これは顕微鏡の分解能の考え方から導き出せた。
    ・ΔE・Δt=h :定常状態でのみエネルギーは同じになる。
    ・電子の居所は原子の中のどこにでも部分的に存在していなければならない。
    ・1.1000個の粒子のうち、10分の1の100個がB点にある。2.一つの粒子に目を付けると、10分の1は体系外にあり、10分の9は体系内にある。で2が量子力学的な確率の考え方!
    ・不確定性原理により、原子は温度が絶対0度でも3hν/2のエネルギーをもっている。
    ・演算子=測定の考え方。は目から鱗。
    ・不確定性原理に影響されるにはあまりに大きく、相対性原理にとらわれるにはあまりに小さい人間の存在は、単に生物学的にそうであるべきだといわれても、あまりにうまくできすぎている。

  • 初心者にも、不確定性原理・シュレディンガーの猫とやらを、
    なんとなくわかった気にさせてくれるやさしい本。

  • 古典力学なら分かりやすいのだけど、現実的には量子力学・不確定原理になるわけ。これをどのように自分自身の現実問題として捉えていけるかが問題。

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著者プロフィール

1928年浜松市生まれ。海軍兵学校、旧制一高から東京文理科大学物理学科へとすすみ、同大学院では統計力学を専攻。物理学の全分野にわたって幅広い知識をもつ。横浜市立大学で教鞭をとり、同大学名誉教授。研究者ではあるが、専門分野以外でも多芸多才。国内の写真なら、一目見て何県何市かがわかるという。ブルーバックスの著作は『四次元の世界』『10歳からの相対性理論』『マックスウェルの悪魔』など17冊(うち共著1冊)。累計300万部を超える。2002年7月惜しくも逝去された。

「2019年 『トポロジー入門 奇妙な図形のからくり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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