新装版 タイムマシンの話―超光速粒子とメタ相対論 (ブルーバックス)
- 講談社 (2002年10月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062573887
感想・レビュー・書評
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超光速粒子は存在するか?もしも存在するとすればタイムトラベルは可能か?という、SF的な事象を科学的な観点から検証する。
内容は興味深いが、予備知識がないと難解な部分もあり、斜め読み。
最初の出版が1972年、この新装版の出版が2002年ということで、2024年に読むとさすがに文章に古さを感じた(自分は専門家ではないだけに、内容的にも古くなってるのかは判断できない)。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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タイムマシンは可能です。未来行なら。効率は悪いですが、プチタイムマシンならもうすぐつくれますね。
問題は、未来からの信号を受け取れるか? 過去に行けるのか? 過去にいけなくても過去にでた光を観測できるのか?
現在の物理学でその問いに答えをだすことはできませんが、今の物理学でどうような理論があるのか、かなり分かりやすく説明してくれています。
超高速粒子(タキオン)とメタ相対論を仮定して話をすすめています。
宇宙理論やタイムマシンの原理をある程度理解することで、今後の理論の発展に興味がもてます。 -
超光速を扱うメタ相対論が詳しく載っている。
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相対性理論では光の速さが最速で不変というところから話が始まるけれども、それは光よりも速い物質が存在しないことを意味しているのではない。
というところから超光速で動く粒子をタキオンとして、数式をつかいながらタキオンなら時間を逆行することも可能なのではないかという検討をしている。
数式がけっこう難しいので途中わからないところも多かったが、超光速では時間や因果が逆転しうるということはわかった。 -
中学生の頃、初めて読んだ科学啓蒙書だ。巻頭の創作SFを最初に読んだときは本気にしてしまった。(笑)