宇宙の素顔 すべてを支配する法則を求めて (ブルーバックス)

  • 講談社 (2003年8月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784062574174

みんなの感想まとめ

宇宙の構造やその成り立ちについて深く考察した本書は、著者の個性的な語り口で魅力的に描かれています。特に、マルチバース宇宙論や四次元以上の空間の説明は、他の作品にはない新鮮さを感じさせ、読者を引き込む力...

感想・レビュー・書評

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  • マーティン・リース著/青木薫訳『宇宙の素顔』を読了した。
    本書を読んだきっかけは先日読んだ青木薫の本で紹介されていたからだ。本書の翻訳をしたのがきっかけで『宇宙はなぜこのような宇宙なのか』を書こうと思ったという。青木薫に本を書くことを促した本とはどんなものか。それを知りたくて本書を読んだ。
    発刊は2003年。20年以上前の本なので最新の知見は書かれてないが、著者のマーティン・リース(1942-)は王立天文台長を務めた宇宙論の権威。天文学の変遷からマルチバース宇宙論まで、縦横無尽に語っている。
    アインシュタインは重力に抗する力(反重力、斥力)として宇宙定数「λ」を導入した。その後70年間、この「λ」のことは忘れられていたが、今では「真空のエネルギー」を表すと考えられている。そしてこの「λ」は、真空の構造からは大きい値と推測されたが、実際は小さい値である。なぜなら「λ」が大きいと銀河がばらばらになってしまい、我々が存在できなくなってしまうからである。これを逆に言うと、「λ」は人間が存在できるくらいには小さい値であり、「λ」が小さいというのは人間が存在するための前提条件(=必要条件)なのである。

  • 寝る前のフォトリーディング&起床後の高速リーディング。

    いきなりダーウィンの種の起源の引用からはじまり面食らった。

    内蔵感覚的直感がきわめて悪く感じた。

  • 一昔前の宇宙物理の本を再読。
    この10年程度のテクノロジーの進化とそれに伴う理論の深化を実感。その一方で暗黒物質・エネルギーの未解明など、学問に終焉はないことも解る。
    唯何と無くだが、この10年程度の華々しい研究成果はパラダイムシフトを伴うものではないのかな?と思ったりして。
    完全にど素人の感想なのでスルーして頂けると有難し。

  • 宇宙についての知識が深まりました。
    科学者としての、含蓄のある言葉も感慨深く読みました。

  • 4062574179 262p 2003・8・20 1刷
    X宇宙についての入門書には向かない。ある程度他の関連書で勉強してからの方が良い。専門用語が多い。

  • 図書館本です。
    リースさんの語りは上手です。でも原文で読むと(ジャクソンのごとく)難しいのだろう。
    コント、ニュートン、フラウンホーファー、ブンゼン、キルヒホッフ、ハギンス、ペインなどの事跡を使ったスペクトルの解説がおもしろい。スペクトルはバーコードだよというたとえもわかりやすい。
    ペンジアスとウィルソンが自分たちの(宇宙背景放射」の発見の意味を新聞記事でやっと知ったというのも、なるほどでした。
    専門研究者はできるだけ一般の人に自分のやっていることを説明することで自分も広い視野を得て役立つというくだりも、なるほどと思った。

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著者プロフィール

Martin Rees

「2018年 『時空のさざなみ 重力波天文学の夜明け』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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