「食べもの神話」の落とし穴―巷にはびこるフードファディズム (ブルーバックス)
- 講談社 (2003年9月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062574181
作品紹介・あらすじ
アミノ酸は体によい?ワインはアルカリ性だから、体にやさしい?ビタミンは、天然がよくて、合成はだめ?健康との関連で食を語ることが「常識」となった今、確かな根拠がないままに、まことしやかに語られる「食べもの神話」の数々を科学的に検証。食べものが健康に及ぼす「効能・効果」を過大(あるいは過小)に評価する「フードファディズム」から身を守り、正しい食の知識を身につける。
感想・レビュー・書評
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砂糖は適度にとる必要があるが、明らかに有害なお酒やたばこについてはあまり問題にされないこと。
普段は空気を読めなどと言われるが、宣伝文句は行間を読ませて書かれていないことを勝手に想像させる(勘違いさせる?)手法。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「フードファディズム」を批判するブルーバックスの2冊目。
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悪い本ではない。狙いはいいのだがバイアス(認知科学)や行動経済学、はたまた心理学的アプローチを駆使する企業広告や宗教に関する知識が乏しい。
https://sessendo.blogspot.com/2019/05/blog-post_63.html -
フードファディズムの続編だか、専門度が高まって難しくなった。とても参考になるが、初めてこのトピックに興味を持った人がついて来られるかは疑問
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新書文庫
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[ 内容 ]
アミノ酸は体によい?
ワインはアルカリ性だから、体にやさしい?
ビタミンは、天然がよくて、合成はだめ?
健康との関連で食を語ることが「常識」となった今、確かな根拠がないままに、まことしやかに語られる「食べもの神話」の数々を科学的に検証。
食べものが健康に及ぼす「効能・効果」を過大(あるいは過小)に評価する「フードファディズム」から身を守り、正しい食の知識を身につける。
[ 目次 ]
序章 ウソもホントも混ざる「食の情報」を見極める―フードファディズムの視点から
第1章 栄養素と食品成分を理解する
第2章 食品をめぐるウワサあれこれ
第3章 食品の分類と食事
第4章 宣伝広告のマジックと表示
第5章 痩身情報の基礎知識
終章 ウワサに踊らされないために―そこそこの健康とほどほどの食生活を求めて
[ POP ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
誤解だらけの食情報を検証する
アミノ酸は体によい? ワインはアルカリ性だから、体にやさしい? ビタミンは、天然がよくて、合成はだめ?健康との関連で食を語ることが「常識」となった今、確かな根拠がないままに、まことしやかに語られる「食べもの神話」の数々を科学的に検証。食べものが健康に及ぼす「効能・効果」を過大(あるいは過小)に評価する「フードファディズム」から身を守り、正しい食の知識を身につける!
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かなり前に学校の授業でこれの感想文を書かなアカンかった時に
適当に流して読んでんけど、気になってたから読み直しました。
食材は健康に対する効果を期待して食べるんじゃなく、
ちゃんとバランスよく美味しく食べるべきだって内容なんやけど、
まぁそりゃそうやわな。
「これを食べたら痩せる!」なんて食材があるわけないね。
これ読んだら、あるあるとかみのさんとか
信じようとは思わんくなるかも(笑)。 -
「フードファディズム」という考え方は大いに納得。
しかしなんとなく物足りないような・・・