マンガ サイコセラピー入門―心理療法の全体像が見える (ブルーバックス)
- 講談社 (2004年11月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062574600
作品紹介・あらすじ
フロイトの精神分析から、ロジャースの人間性心理学的療法、ゲシュタルト療法など、主要なセラピーのエッセンスをユーモアたっぷりのマンガでわかりやすく解説。3時間もあれば、広範なサイコセラピー(心理療法)の全体像が見えてくる。
感想・レビュー・書評
-
タイトルを見て、サイコセラピーをマンガで理解したいと思い購入したが、マンガではなかった。本文の理解に役立たない不気味なイラストが添えられているだけだ。
内容も総花的というか、サイコセラピー入門のはずなのに、カイロプラクティックやレイキの紹介までされている。入門者は混乱するだけだろう。雑学を得るにはいいかもしれないが、私のニーズに応える本では全くなかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
38328
-
心理療法(精神分析だけではない)を網羅的に説明。全体像を手っ取り早くしるためには有効。向こう(欧米?)のマンガ(カット,イラスト)表現と自分との親和性がなくて読むのが結構辛かった。
-
借りたもの。
サイコセラピー、精神科医、セラピストとカウンセラーの違い、心理学の歴史、治療の種類をカテゴリー分けし、1ページに収まるくらいに完結にまとめた本。絵が多く読みやすい。
初心者には心理学全般をわかりやすく理解できるものになっている。
後半には「メンタルケア」の一環としての偽薬効果、補足的療法としてアロマテラピーやヨガ、気功、禅などについても紹介。
薄いながらも内容の濃い本。 -
副題のとおり、心理療法=セラピー(でいいのかな?)の全体像を、イラストを交えて簡潔にまとめた本。
興味深い。風水とかパワーストーンとか、怪しげなセラピーも紹介されているのはご愛嬌。
ところどころ絵が怖い。p.76の絵はぞっとした。アメリカではこういう絵柄のマンガが受けるのかな…。 -
多種多様。
-
[ 内容 ]
フロイトの精神分析から、ロジャースの人間性心理学的療法、ゲシュタルト療法など、主要なセラピーのエッセンスをユーモアたっぷりのマンガでわかりやすく解説。
3時間もあれば、広範なサイコセラピー(心理療法)の全体像が見えてくる。
[ 目次 ]
人が古くから抱える問題
サイコセラピーの主な種類
サイコセラピスト(心理療法家)って、どんな人?
人には、なぜサイコセラピーが必要なのか?
サイコセラピーの当面の目標
サイコセラピーの歴史のあらまし
今日のサイコセラピー
セラピーの評価
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
世の中には本当にたくさんのセラピーがあるのだ。
ヨガや光療法(太陽に浴びる)のもセラピー。世界中でみんなが癒しを求めているのだ。 -
漫画で書かれているのでとっつきやすい、とは思いますが、外国風の絵柄が私は少々苦手でした。内容もあまり深くはないですね。全体を眺めるにはいいかもしれない。
-
臨床心理の初歩の初歩を概観するには悪くない本なのではないでしょうか?
あまり偏ってもいないようですし(謎な療法やあやしげな療法も紹介されてますが)。
「マンガ心理学入門」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062573237/
と毛色の似た本のようだと思いました。
※なお、本書の題名にある「マンガ」はcomicというよりcartoon(http://education.yahoo.com/reference/dictionary/entry/cartoon)なので、いわゆるコマ漫画のことではありません。「ユーモアのあるイラスト付き」の本です。