新しい高校化学の教科書―現代人のための高校理科 (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 262
レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062575089

作品紹介・あらすじ

これだけは学んでおきたい!
現代人のための「検定外教科書」
現代社会で生きるために必須の科学的素養が身につく

読んでわかるから面白い!現代人に必須の科学的素養が身につく検定外高校化学教科書

<本シリーズの特長>
●高校理科の内容の羅列でなく、「これだけは」というものにしぼった。
●丁寧な説明を心がけ、「読んでわかる」ことにこだわり抜いた。
●「なるほど、そういうことか!」と思わず膝を打つところが随所にある。
●クイズやコラムで、最後まで飽きさせない工夫をした。
●持ち運びに便利なコンパクトサイズ。

感想・レビュー・書評

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  • <a href="http://mediamarker.net/u/akasen/?asin=4062575914"target="_blank">中学理科の教科書</a>の3倍くらいの時間かけてやっと読了。中学の方は現実社会との繋がる部分も多くてそのまま楽しめる部分が多かったが、高校化学の教科書の方は"トランス異性体”や”オストワルト法”などの『用語を如何に説明するか』が中心で、それが存在する意味、発見された経緯、世界への影響度などが不明のため感情移入できず、入り込みにくい。化学式に関しても、電子の受け渡しやエネルギーの譲渡で左辺から右辺への動きが理解できても、ナトリウムフェノキシドとフェノールの違いなんてどうにもイメージできない。もうちょっと焦点を絞って、例えば病気とか料理とかを化学式の変化で追えたら興味を持って理解できそうな気がするので、そういう本を探してみよう。周期律表を”美しい”と思えるようになるには、まだまだかかりそうだ。

  • -528

  • 十年一昔と言うがまさに一昔前の出版。高校で化学を習ったのは大昔。記憶を辿りながら読み進めるが、有機化学は圧巻。自然界にない化合物を合成していくことで生活が変わってきた反面、人工的リスクが生み出されていく。分子レベルで決定されていく不思議さに魅了されつつ、深い謎に想いを馳せる。

  • 高校レベルの化学についての通読書。

    約20年前に高校生だった自分が読んでの正直な感想は「自分は化学をわかってなかったし、わかってない」。細かい知識を覚えていないのは当たり前、ただそれ以上に「なんで、ここを覚えておかなければならないのか?」という肝の部分が分かっていない。
    それがこの一冊で理解できるのか、と言われると正直微妙なんだけど…細かい具体的な化学問題・知識で飲み込めないものが出たとき、この本に書かれているような「教科書的な知識の肝」を再確認すれば、いろんなものが理解しやすくなるかも知れない、そんな風に思った。

    第8章「人間と化学のかかわり」も印象的な章。
    ジャンル分けするなら「環境化学」や「生化学」に相当する部分。20年前も軽く触れられてはいたし、多分今の教科書でもそこまで詳しくやるわけでもないんだろう。ただ、少なくとも20年前は教科書レベルでここまで自信をもって言い切れる本は少なかった。時代は変わったんだな、と。

    コラムなどの読み物で、教科書的知識を深める工夫も多く。「化学はやったけど…わからんかったな~」という人におすすめの一冊です。

  • 2014/12/21 読了

  • 読了。

  • 【配置場所】工大新書B【請求記号】430||S【配置場所】91051762

  • p302 化学物質としてのアルコール=ヒドロキシ基(OH)を持つ有機化合物→560万種類以上

    p285 二重結合→二本の串に刺した焼き鳥

    p274 官能基(functional group) =有機化合物の機能的な性質(化学反応性)を決める(例)ヒドロキシ基(OH)など)

    p273 「亀の甲」→ベンゼン環

    p234-235 酸素分子の構造は側面的にしか式にあらわせない

    p228-229 物質=金属、イオン性物質(イオン性化合物)、分子性物質

    p185 電子のやり取りが酸化(物質と酸素の反応)と同じなら、酸素がかかわらない反応も酸化とする→※酸化、還元は電子のやり取り

    p172- 酸(水溶液中で水素イオン(オキソニウムイオン)を与える)、アルカリ/塩基(酸の性質を打ち消す、中和して塩と水を)

    p158 素反応 ※化学変化はいくつもの反応から成り立つ!

    p150 ※原子同士の結びつきが弱い→たくさんの化学エネルギーが蓄えられている

    ※原子、分子レベルでみると、凝固点降下などいろいろ理解しやすいのでは?[p135など]

    p129 炭酸飲料のふたを開けると泡が出る→ヘンリーの法則。

    ※やっぱり、常に水、そして水素(原子)が基準。科学は基準が大切。メートルはフランス革命のときだっけ?

    p119 ヘリウムの超流動

    p115 例)東京スカイツリーの地上階から最上階まで一気にあがると耳が痛くなる。→ボイルの法則によると、P×V=一定(気体の圧力Pと体積Vの積は一定)。したがって最上階の気圧は地上階より低いので、体積が増えて耳が痛くなる。

    p85 水素結合は弱い結合なのに強い力?→分子間力よりははるかに強い

    p75 高いエネルギーを持つ物質は小さいエネルギーになろうとする→安定な状態。※重心を低くすると倒れにくくなるのとおなじ

    p53 電子殻は内側から(エネルギーが低くて安定しているので)順に満たされていく。※3,4階(M、N殻)の満たされ方が複雑(8個まではすぐに満たされるが、次の2個は4階(N殻)に、次から戻って順次満たす)

    p43-48 束で考える(ダースなどの)→アボガドロ定数個(6.0×10の23乗個)=1mol
    ※水素原子の質量を基準
    例)炭素原子C1molで12g

    p28- 水素原子一個が直径200m程度とすると、原子核は直径1mm!!

  • 後半たまについてけないこともあったが前半はかなり分かりやすかった
    得るもの多かった まっさらな状態から始めると知らないことばかりだしかなり効率は良いのだなあ
    こういう基礎なしに科学本読んでも意義が減ぜられることを実感

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著者プロフィール

法政大学教職課程センター教授。専門は、理科教育(科学教育)、科学的リテラシーの育成。月刊『RikaTan(理科の探検)』(文一総合出版)編集長。中学校理科教科書編集委員・執筆者(東京書籍)。著書多数。

「2018年 『おもしろ理科授業の極意』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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