競走馬の科学 (ブルーバックス)

  • 講談社 (2006年4月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (184ページ) / ISBN・EAN: 9784062575164

作品紹介・あらすじ

GIを制した馬たちの心・走・体! ディープインパクト、ラインクラフト、スズカマンボ、シーザリオ、ヘヴンリーロマンス、ハーツクライ――ほか。競走馬はなぜ速いのか。走ることを最優先に改良されてきた競走馬。それゆえにデリケートな体のつくりと、彼らの衣装、晴れ舞台の馬場と装具のすべて! 明日の出走馬の血統・馬体・馬場・レース配分はこう観る!


GIを制した馬たちの心・走・体!
ディープインパクト、ラインクラフト、スズカマンボ、シーザリオ、ヘヴンリーロマンス、ハーツクライ――ほか

競走馬はなぜ速いのか
走ることを最優先に改良されてきた競走馬。それゆえにデリケートな体のつくりと、彼らの衣装、晴れ舞台の馬場と装具のすべて!

明日の出走馬の血統・馬体・馬場・レース配分はこう観る!

みんなの感想まとめ

競走馬の科学的な分析を通じて、サラブレッドの生態や特徴、調教手法の進化について深く理解できる一冊です。著者は、競走馬総合研究所の知見をもとに、馬の体の構造や速さの理由を明確に解説しており、理系の知識が...

感想・レビュー・書評

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  • 家内の仕事柄というわけでもないのですが、なんとなく店頭でとった一冊。
    文字どおり「科学的」に競馬を分析しています(大分理系よりですが)。

    というか「競走馬総合研究所」なんて部門があるのですね。

    そちらの部署が、元は雑誌などに寄稿した文を集めたとかで、
    私のような理系の素養が無い人間にも、わかりやすく伝えてくれています。

    馬の生態、調教手法の発展やその根拠等々、非常に興味深く読めました。
    あと、種付けの論理的分析など妙に生々しくて、結構エロスも?

    ん、「競馬」の発展に、競走馬を科学することで寄与しているだなぁと。
    さて、今年も春競馬が始まりますよっと。

  • 貸出状況はこちらから確認してください↓
    https://libopac.kamakura-u.ac.jp/webopac/BB00177042

  • サラブレッドの生物学的な特徴について、JRAがまとめた本。サラブレッドについてよく分かり、競馬で走っている馬とはどのようなものが、理解が進む。馬券については別の書籍で。

  • ためになったが馬券に活かせるかは、、、

  • 788-J
    閲覧新書

  • 三十人が研究している
    ディープインパクト∶無敗の三冠馬(新馬戦、皐月賞、東京優駿、菊花賞)はシンボリルドルフ以来21年ぶり2頭目。小柄ながら腰回りにボリュームがありゴール前で差をつけて勝利する∶重心低く、ストライドが50cmもでかい、関節がすごく柔らかい、心肺能力が高い=エネルギー生産力高い、闘争心と賢さ、軽やかさ伸びやかさ細身のきりっとしまった姿は父親の血統のおかげ

    ゴールとともに無酸素エネルギーを使い果たす配分がベスト

  • 準備運動とクールダウンが大切であることがよく分かる。
    競馬に興味があったので読んだが満足。

  • ウマの科学を志す人は,まず読むべき本であろう.非常にわかりやすくこれまでにわかっていることが述べられている.

  • 競走馬総合研究所では約30名の要員で「生産から競走、そして引退してふたたび生産に返るサラブレッドのライフサイクル全般にわたる調査、研究に取り組んでいる」そうです。競走馬の走り方、体のつくり、馬具、健康管理、馬場などを解説している。馬の生理学的な分析が、ふだんの競馬情報とは違って興味深かった。

    スタートから数歩は「ハーフバウンド」といって両後肢を同時に踏み切って推進力を得ている。そこから数完歩は回転襲歩と呼ばれる走法。メインの推進力となる後肢と舵取りをする前肢が同じ側になるので体を真っ直ぐにして走れる。犬のような捕食動物と同じ走法。それでスピードに乗ってからはじめてふつうのギャロップ、交叉襲歩にはいる。交叉襲歩はメインの推進力となる後肢と舵取りの前肢とが反対側になる。

    有酸素と無酸素のエネルギーの組み合わせや、速筋・遅筋、乳酸がたまるところは人間といっしょ。

    馬の蹄というのはヒトで言うと中指の指先、球節が指の付け根、飛節が足(手)首なんだと。上腕部分は胴体にくっついてしまっている。とにかく前肢に負担がかかり、故障もほとんどこっちだと。

    消化器が長いので(草食動物としては短いのだが)、背骨は密着して固定され胴体は曲げ伸ばしがきかない。そのためチーターみたいに体をたわめて走ることはできず、飛んで(エアボーン)ストライドを延ばす。しかし、その背骨のおかげで人間が安定して乗ることができる。

    人間が乗ることで重さがかかり蹄鉄が必要になる。昔はレース時だけ軽いやつ(磨耗しやすい)をはかせていたが、打ち直しが多いと蹄が傷むので、最近は普段履きから軽量化している。

    日本馬は外国馬と比べて、返し馬の強度が強すぎ、調教後のクールダウンが短すぎたと。1980年代の調査なので今はadjustされているのだろうな。そういうことのために研究所もあるんだろうし。いろんな面で海外競馬にキャッチアップしつつあるのだろう。

    ウインターオーバーシード。野芝が枯れる冬場だけ洋芝を植える。春には除草剤で枯らしてしまう。

    種馬の精子を検査するが、数は問題でなくイキの良さが大事。60日前の健康状態を反映すると言う。

    馬の赤ちゃんは初乳で免疫グロブリンを母親から受け継ぐ。そのため、生まれたての約24時間だけ、たんぱく質を分解しない特殊な腸になっている。すごいな。育っていくうちに自前の免疫グロブリンに置き換わる。ヒトとは違う仕組み。

    最後の遺伝周りの話がイミフ。

  • 競走馬の歩法、骨格、蹄から栄養、病気、馬場、種付けまで詳しく説明してある。実に勉強になる本。

  • 馬の体の仕組み、起こりやすい病気やけが、リハビリシステム、馬場の構造に至るまで幅広く色々学べる一冊。競馬から馬に興味がわいた人はぜひ読んでほしい推薦本。

  • 競馬というより、理科(生物)好きとして萌え萌えです。

  • 途中から本当に難しくてよく分からなくなった。もっと統計的な情報があればよいのに運動科学的側面のみだったのは面白くない。

  • 馬券に絡まないかもしれない競馬の知識 JRAの競争馬総合研究所による競争馬の生態やレースを科学的に分析し解説した本。
    純粋に競馬という競技を楽しみたい人向けで、競馬の興行については触れられていない。馬という動物に興味があり、その生態や競馬という競技との科学的な関係について書かれた本なので、純粋に競馬を楽しみたい人には面白い内容だが、競馬をギャンブルとして考える人にはつまらないかもしれない。
    でも競馬を楽しみとするのであれば、一読しておく価値があると思います。

  • 最初に書くと<BR>
    <BR>
    「馬券には一切役に立ちません」( ´∀`)<BR>
    <BR>
    タイトルや著者でも判るように、
    <BR>
    「競走馬はなぜ速く走るのか」とか、<BR>
    「速い馬は他の馬と何が違うのか」とか<BR>
    「競走馬の身体の仕組み」などを<BR>科学的に書いてあります。<BR>
    <BR>
    他にも馬場の仕組みとか、矯正具の効果とかも解説してあるので<BR>
    競馬をスポーツとして見る人には<BR>
    ためになる一冊だと思います。<BR>
    <BR>
    個人的には面白かった。

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