新・ひざの痛い人が読む本 「変形性膝関節症」痛み解消Q&A (ブルーバックス)
- 講談社 (2006年10月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062575331
感想・レビュー・書評
-
コメント0件をすべて表示
-
今まで読んだひざ痛関係の本では最も信頼がおける。ひざの仕組み、痛みの原因、治療法に至るまで詳しく書いてある。ひざ痛の人にはおすすめ。少し専門的だと感じる人も入るかもしれないが。・・・
-
P131- 「Q17 グルコサミンやコンドロイチンなどの健康食品は効くのでしょうか」で、本編はかなり慎重な言い回しで、作用機序が不明、ドラッグデリバリーの不可能性など論拠を示しながら、気休め程度に考えておいたほうがいいと示唆するのに対して、その後に続くコラム「膝軟骨に良い食べ物」(おそらく共著者の新聞記者が執筆か?)で、 「ムコ多糖類は、体内で作られますが、二〇歳をピークに二五歳くらいから急に減少してしまいます。... ですから、三〇歳をすぎたら積極的に食事で摂取したいですね」とあり、フードファディズム満開。ここだけが残念。医師の方の著者はなぜ注意しないのか不思議。旧著のほうがひざの疾患全体について、まとまっており、かつ網羅的。
-
膝の痛みの一番多い原因の変形性膝関節症についてまとめてあります。
病気の原因、病態、治療(薬物療法、温熱療法、運動療法、装具療法、手術療法)、予防法まで質問と回答形式で事典的に詳しく丁寧に説明しています。
変形性膝関節症の方には自分の知りたいところを調べるのによい本だと思います。
http://ameblo.jp/nancli/entry-11497550606.html -
素晴らしい本。実力の有る名医が患者の視線で書いている。かなり詳しく専門的でありながら分かりやすい。本としてもレベルが高い!現在2013年でこの本の出版は2006年だが古さを感じさせない。
著者も凄いが出版のブルーバックスはやはり凄い。 -
冒頭の膝の構造の解説や手術の詳細はこ難しい。本では、これが限界か。レントゲン写真も難しい。映像で見たい。
私は変形性膝関節症と診断され、医師からは低周波とソフトレザーの理学療法と湿布、軟膏の消炎剤の処方は受けたが、運動療法については、何も聞かされなかったので、その部分だけ良かった。具体的には、Q25,26。
あと、自分の膝の深刻度が知りたくなった。
日々悪化していくので、不安な気持ちばかりが募る。しかし、運動療法に励んでみようと思った。