怖いくらい通じるカタカナ英語の法則―ネイティブも驚いた画期的発音術 (ブルーバックス)

  • 講談社
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感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062575744

作品紹介・あらすじ

巷では「禁断の手段」といわれるカタカナ発音。しかし、問題なのは、カタカナ読みの振り方であり、正しい読みを振れば、ネイティブにも十分通じる発音が可能だ。脳科学者である著者が、アメリカ留学時代に試行錯誤の末に独自に考案した「13の発音法則」に従えば、「自分の話している英語がまるで伝わらない」という最悪の事態から確実に脱することができる。英会話の勉強に行き詰まりを覚えている人、必読の書。

感想・レビュー・書評

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  • 留学中、英語が聞き取れなくて苦労していた著者が、「ハゼゴン」と話しかけられた。
    何それ?ドラゴンの類?漫画のキャラクター?
    実は「How is it going?](元気かい?)
    それがこの本が生まれる糸口になったそうである。
    英語表記と、発音のギャップを法則を使ってわかりやすく説明してくれる。
    確かにカタカナで書いてある文章を読むと、なんだかそれらしい英語に聞こえるのは凄い。
    ただ、このカタカナ英語も丸覚えしようと思うとなかなか大変かも。

    • mow168さん
      英語は日本語と違い、文字と発音のズレが大きい言葉なのだと再認識しました。
      どのみち繰り返して覚えるしかないようです。^^
      英語は日本語と違い、文字と発音のズレが大きい言葉なのだと再認識しました。
      どのみち繰り返して覚えるしかないようです。^^
      2014/05/16
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「どのみち繰り返して」
      そうなんですよねぇ、それが出来ないから多言語学は、全部駄目(それだけじゃないけど)
      「どのみち繰り返して」
      そうなんですよねぇ、それが出来ないから多言語学は、全部駄目(それだけじゃないけど)
      2014/05/23
    • mow168さん
      日本で暮らしていると余り必要に迫られないですからねぇ・・。
      日本で暮らしていると余り必要に迫られないですからねぇ・・。
      2014/05/24
  • 831-I
    閲覧新書

  • 面白い。特に法則の章はすごくためになる。ぽく聞こえる笑笑

  • とてもおもしろくて、よくできていて、感心した。たった13のルールであんなに大胆な音の変化が表現できることに驚いた。70回練習しよう。

  • 知り合いからもらった
    おもしろいコンセプト
    母親が読みたいって言ってたから、まわそ~

  • 私が持っている(読んだ)のは「魔法の発音カタカナ英語」だが、こちら(内容は同じだろうし)のほうが、みんなのレビューなど充実しているので。
    昔々東パキスタン人の悪ガキ(PUNK)サイードが喫茶店で、てめえのジュースと、聞きなおされて何回も言ってるので、また女の子からかってるなと、テーブルの下で靴を小突いたが、日本語でいえばトマトジュースなんだと気付いたことを思い出すなあ。

  • 日本語ネイティブでも日本語音声なんて聞き取れていないでしょう。慣れれば推測します。発音というのは単語や文脈によって違い無限にあり。それをパターン認識していくのです。
    箸を理想的に使えない人は一生外国語を発音できない。事足りるから。慣れれば誰でも意味を理解できる程度に聞き分けられてる。事足りないから。
    頭が良いと(成長すると)抽象度が上がって母語も外国語も言語と認識してしまうのが問題だろう。キーピッシンポ、ストゥーピッ。

  • 脳科学的に大人になったらバイリンガルになれないというのは衝撃だが、ネイティヴに通じる程度には喋れるようになれる。という英語で喋るのが苦手な人のよき手本。リエゾンとか意識してなかったけど、あぁ、そうか。と思うこと多数あり、系統的に解説してあるので分かりやすい。とはいえ、実践あってのものなので、あとは自分次第(笑)。

  • 【推薦文】
    東京大学で記憶について研究していらっしゃる池谷裕二先生の本です。本書は脳科学の先生が、英語の発音について著されたものです。はじめは大脳生理学的な観点から日本人には不可能な事柄等について述べ、そのあとにネイティブに伝わる発音について少しユーモラスながら実用的な知識を与えてくれます。
    (推薦者:制御システム工学科 B3)

    【配架場所】
    大岡山: B1F-文庫・新書 408/B/1574

  • 池谷裕二"怖いくらい通じるカタカナ英語の法則"を読む。

    英語学習の「禁じ手」カタカナ英語でのコミュニケーションの可能性に迫るもの。プラグマティズムの極致。

    英語が苦手だった著者が単身アメリカの研究施設に飛び込み、二年半の滞在で見出した、通じる発音。

    ○ここに述べる発音方法は、カタカナを割り当てている以上、完璧な英語の発音というわけにはいきません。しかし、「日本人が英米人に英語を通じさせる」という観点にたてば、より適化された方法だと確信しています。

    豊富な発音例
    ◆Just a little
    ×ジャスト ア リトル→○ジャスタリルウ

    ◆Not at all
    ×ノット アット オール → ナラローウ

    ◆A cup of coffee,please
    ×ア カップ オブ コーヒー プリーズ → ○アケパカーフィ プリーズ

    カタカナ英語の法則
    ◆法則1 最後のLはウ
    beautiful → ビューレフォウ

    ◆法則5 Oはア
    coffee カーフィ

    ◆法則10 最後のアーはオ
    paper ペイポ

    気づきの瞬間

    ○いつものように朝、仕事場に行くとすでに出勤していた研究室のメンバーが私に話しかけてきます。「ハゼゴン」。-え?ハゼゴン?なんだろう。ドラゴンの仲間かな?マンガのキャラクターかな?いろいろな考え方が頭を巡ります。きょとんとした私の表情からすべてを察した彼は単語を区切ってゆっくりと言い直してくれました。「How-is-it-going?(元気かい)」。
    …それからというもの、私は人に会うたびに「ハゼゴン?」と聞いてみました。皆にこやかに返答してくれます。ハゼゴン、ハゼゴン。そうなのです!私の話す英語がきちんも通じているのです。あまりの感激に舞い上がるような気分でした。

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著者プロフィール

監修:池谷裕二
脳研究者。東京大学大学院薬学系研究科薬学専攻医療薬学講座教授。薬学博士。一般向け書籍の累計発売部数100万部超え。

「2023年 『3ステップ ジグソー知育パズル どうぶつ だいずかん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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