構造化するウェブ―ウェブの理想型を実現する技術とは (ブルーバックス)
- 講談社 (2007年11月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062575775
感想・レビュー・書評
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547-O
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ウェッブの世界を構造化して解説する。まぁ、スマートな内容。
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105円購入2011-11-09
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第4週 2/1(水)~2/7(火)
テーマ メディアとコミュニケーション
↓貸出状況確認はこちら↓
https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00172675 -
図書館で借りた。
ウェブはどのようにして成立し、これまで発展してきたのか、の技術的な側面を技術系でない人にも分かりやすく解説している。
コンピュータ、プログラムなどについても簡単に触れていて、ネットワークや最近話題の言葉だけの解説になっていないところが良かった。また、技術の説明をするさいに喩え話や図示をしていて、何となくのイメージが掴みやすい。
著者の考え方の根元を押さえれば、表面的な変化に踊らされないで済む、と言った感じの説明には共感できた。
ウェブがプラットフォーム化しているという部分を呼んで、『キュレーションの時代』でも取り上げられていたように、プラットフォームという言葉がサービスの領域でよく使われる時代になっているのかな、と感じる。『キュレーションの時代』がプラットフォームが出現する背景を述べているとすると、この本は出現したプラットフォームを理解するための技術的な背景を述べているように思う。 -
2007年当時のWeb技術の紹介。
SOAなどが紹介されているが、この時点から「進化した?」と聞かれたら「?」と答えるぐらいかも。 -
Webの全体像から、今後進んでいく道について
今ある技術に基づき書かれている。
Webがより便利になるには、
人を介したサービスではなく、
コンピュータ同士のサービスが必要で、
そのためには構造化が必要不可欠なことがよくわかった。
また、専門用語についてもしっかり解説されていて、
いい意味で面白みは少ないけど、ごまかしも少ない本だった。 -
最新技術を追いかけるのではなく、「構造化」をキーワードに、これまでのITをおさらいしながら、これからのIT技術の方向性を探る本です。ITの内部に詳しくない方が読むと、理解に苦しむ部分があるかもしれません。しかし、構造化されたインフラをイメージできる良書だと思います。