- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062575812
感想・レビュー・書評
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いかんせん、内容が古い。
また、初心者にイメージとして、がんのメカニズムを説明してくれていない。
様々な学説を網羅しただけの感が強い。
ので、素人が読んでも面白くない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
数年前に定価で購入。読まずに積んであった。
文体は読みやすい。出だしも分かりやすい。
知らないことが多く書かれていて勉強になった。
ちょくちょく出てくる著者の主張がうざい。
学説主張したいならそういうタイトルでそういう出だしで始めるべき。
解説書の体でいくなら主張は邪魔になるだけ。
思い出話みたいな、感想文みたいな一行もいらない。印象に残った、って言われても、全部説明しない限り、読者の印象に残るわけじゃない。
こうこうこうであるがまだよくわかっていない。
山でたとえると何合目くらい。
・・・というのがだんだんしつこく感じてくる。
わかってるよ科学なんだから。わかってるよ解決してたらこの本手に取らないよ。と言いたい。
発がんメカニズムあたりは生物の基礎知識ないとわからん説明してるのに、
そういうとこは初心者向け。
普通の人は化学式出されてもスルーですよ。なんとか反応とか例に出されても解説ないと読み飛ばすよ。
対象読者を確認してほしい。ペルソナ!!
あとなんだっけな。
あ、統計データの表記がばらばら。
グラフの形式くらい統一しようよ。単位一緒なんだからさ。
見比べるの疲れた。
総括。何冊も読む中の一冊、という感じ。 -
ガンの生物学。
エピジェネによる発がんの仮説(過日、タンパク質の注入だけでiPS細胞を作る方法が報告されたりしている)など最新の知見まで含めており刺激的に仕上がっている。ただちょっと著者の思い入れが全面に押し出されていて暑苦しい本ではある。