プリンキピアを読む―ニュートンはいかにして「万有引力」を証明したのか? (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 183
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062576383

作品紹介・あらすじ

人類の世界観を変えた科学史上最も有名なニュートンの名著を読み解く

ニュートンが遺した金字塔『プリンキピア』を丁寧に解説
ニュートンが17世紀に著した『プリンキピア』は、運動の法則や万有引力を基に自然界の仕組みを明らかにし、近代科学の出発点となった。図形を使った幾何学的な手法で力学の様々な難問を証明したニュートンのアプローチは、現代人が読んでも素晴らしく、その天才ぶりに驚嘆させられることだろう。科学史上、最も有名な本のひとつである『プリンキピア』の醍醐味を味わう1冊。

重力とは何か? 惑星はなぜ楕円運動をしているのか? 発表当時、「誰も理解できない」とさえ噂された『プリンキピア』。ニュートンが後世に多大なる影響を与えたその名著を読み解く。

感想・レビュー・書評

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  • ニュートンの業績を代表する「プリンキピア」についての概論を解説している。
    天体の運動を理解するための数学の基礎を築いた。
    ケプラーやガリレオとの関係もよくわかる。
    運動の幾何学を理解するための良書である。

  • ふむ

  • 「プリンキピアを読む」和田純夫著、ブルーバックス、2009.05.20
    294p ¥1,029 C0242 (2021.06.17読了)(2017.02.27購入)
    副題「ニュートンはいかにして「万有引力」を証明したのか?」

    【目次】
    はじめに
    プリンキピアと本書の構成
    第1部 プリンキピアとは
     第1章 プリンキピア誕生まで
     第2章 知識に関する時代背景
     第3章 「世界の体系」への道……プリンキピア第Ⅲ編前半
    本書で登場する主な命題一覧
    第2部 プリンキピアの諸定理
     第4章 用語の定義と運動の基本法則
     第5章 第Ⅰ編 Section1 準備
     第6章 第Ⅰ編 Section2 向心力と面積速度一定の法則
     第7章 第Ⅰ編 Section3 ケプラーの法則の証明
     第8章 第Ⅰ編 Section6~8 時刻と位置
     第9章 第Ⅰ編 Section9 軌道自体が回転する運動
     第10章 第Ⅰ編 Section11 2体問題・3体問題
     第11章 第Ⅰ編 Section12 大きさのある物体の重力
     第12章 第Ⅰ編 Section13 球状でない天体の引力……ニュートンの積分
     第13章 第Ⅱ編 Section1~9 抵抗を及ぼす媒質内での物体の運動
     第14章 第Ⅲ編命題18以降
     第15章 終わりに
    さくいん

    ☆関連図書(既読)
    「磁力と重力の発見1 古代・中世」山本義隆著、みすず書房、2003.05.22
    「磁力と重力の発見2 ルネサンス」山本義隆著、みすず書房、2003.05.22
    「磁力と重力の発見3 近代の始まり」山本義隆著、みすず書房、2003.05.22
    「相対性理論」アインシュタイン著・内山龍雄訳、岩波文庫、1988.11.16
    「アインシュタイン『相対性理論』」佐藤勝彦著、NHK出版、2012.11.01
    「マンガ・微積分入門」岡部恒治・藤岡文世著、ブルー・バックス、1994.02.20
    「重力波は歌う」ジャンナ・レヴィン著・田沢恭子訳、ハヤカワ文庫、2017.09.25
    内容紹介(amazon)
    ニュートンが17世紀に著した『プリンキピア』は、運動の法則や万有引力を基に自然界の仕組みを明らかにし、近代科学の出発点となった。図形を使った幾何学的な手法で力学の様々な難問を証明したニュートンのアプローチは、現代人が読んでも素晴らしく、その天才ぶりに驚嘆させられることだろう。科学史上、最も有名な本のひとつである『プリンキピア』の醍醐味を味わう1冊。(ブルーバックス・2009年5月刊)
    人類の世界観を変えた科学史上最も有名なニュートンの名著を読み解く
    ニュートンが遺した金字塔『プリンキピア』を丁寧に解説
    ニュートンが17世紀に著した『プリンキピア』は、運動の法則や万有引力を基に自然界の仕組みを明らかにし、近代科学の出発点となった。図形を使った幾何学的な手法で力学の様々な難問を証明したニュートンのアプローチは、現代人が読んでも素晴らしく、その天才ぶりに驚嘆させられることだろう。科学史上、最も有名な本のひとつである『プリンキピア』の醍醐味を味わう1冊。
    重力とは何か? 惑星はなぜ楕円運動をしているのか? 発表当時、「誰も理解できない」とさえ噂された『プリンキピア』。ニュートンが後世に多大なる影響を与えたその名著を読み解く。

  • 図書館にて借りた。

    定義・定理がしっかり分けられており、解説も丁寧で非常に読みやすい。
    返却期限もあり、さらっと読み通して返したが、買い直して熟読したい本。

  • 1

  • サイエンス

  • プリンとキャビア。

  • [ 内容 ]
    ニュートンが17世紀に著した『プリンキピア』は、運動の法則や万有引力を基に自然界の仕組みを明らかにし、近代科学の出発点となった。
    図形を使った幾何学的な手法で力学の様々な疑問を証明したニュートンのアプローチは、現代人が読んでも素晴らしく、その天才ぶりに驚嘆させられることだろう。
    科学史上、最も有名な本のひとつである『プリンキピア』の醍醐味を味わう1冊。

    [ 目次 ]
    第1部 プリンキピアとは(プリンキピア誕生まで 知識に関する時代背景 「世界の体系」への道?プリンキピア第3編前半)
    第2部 プリンキピアの諸定理(用語の定義と運動の基本法則 第1編Section1 準備 第1編Section2 向心力と面積速度一定の法則 第1編Section3 ケプラーの法則の証明 第1編Section6~8 時刻と位置 第1編Section9 軌道自体が回転する運動 第1編Section11 2体問題・2体問題 第1編Section12 大きさのある物体の重力 第1編Section13 球状でない天体の引力-ニュートンの積分 第2編Section1~9 抵抗を及ぼす媒質内での物体の運動 第3編 命題18以降 終わりに)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 微分方程式などを全く使わず、幾何学のみを用いて力学を論じています。
    とても丁寧に解説がなされているため、面倒な数学的知識は無用で簡単に読めます。

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著者プロフィール

成蹊大学非常勤講師、元・東京大学大学院総合文化研究科専任講師。理学博士。1949年、千葉県生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。専門は理論物理。研究テーマは、素粒子物理学、宇宙論、量子論(多世界解釈)、科学論など。

「2020年 『物質の究極像をめざして』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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