ウソを見破る統計学―退屈させない統計入門 (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 487
レビュー : 56
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062577243

作品紹介・あらすじ

大学で統計を教える主人公・素呂須譲二のもとに、統計アレルギーの学生や怪しい営業マン、はては文系女子の妻や娘が次々と問題を持ち込んで…。平均、標準偏差から相関、検定、推測統計まで、笑って読めて無理なく理解。難しい数式は一切使わず統計の基本と使い方を会得する。

感想・レビュー・書評

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  • 統計という難しい物を日常生活で出てくる話題をもとに
    解説している一冊。

    とてもわかりやすく、難しくとらえていた統計という物の
    入門にはぴったりです。

    自分の仕事や身の回りのことにいかせそうです。

  • 初心者向けの統計の本であるが、それでもやはり難しい・・・

    本書は、縦書きの本である。
    これは、数式がほとんど出てこないということを意味している。

    内容も、各章の導入部が、ドラマ形式の対談(漫談?)になっていて、
    その後に、専門的な解説が続く、というものだ。

    私自身も、統計の知識は少し持っているつもりであったが、
    本書を読んで、そんな「つもり」はおこがましい、という感想を持った。

    それぐらい理解できない部分が多かった。

    なので、本書を読めば「ウソを見破る」ことができる、というより、
    「統計にはそういう言葉(例えば、極値統計とか)がある」ことがわかる、
    という到達点を目指せばよいのではないだろうか。

    と思うことにした。

    [more]
    (目次)
    はじめに 3

    第1部 統計の基本にストーリーあり 11

    第1章 ボーナスが高い会社を狙え 13
     平均のウラの顔 17
     外れ値 18
     100万円なんてはした金 20
    第2章 間違いだらけの学部選び 23
     隠された情報 27
     混ぜるな、危険! 28
     高齢出産のリスク 30
    第3章 本番に強いのはどっちか 34
     バラツキを測るには 36
     平均偏差・標準偏差・分散 38
     なぜ標準偏差が使われるのか 39
     たまにだけれど役に立つ 41
    第4章 その数学が就職を決める 43
     散布図 48
     相関いろいろ 49
     男が太れば、女はやせる? 52
    第5章 テストの合否を推定せよ 55
     分布が出てくるメカニズム 63
     二項分布から正規分布へ 64
     合否を分ける天王山 66
     区間推定と誤差 69
     歪みのチェックをお忘れなく 73
    第6章 投資でウソをつく法 75
     分散投資って何だっけ 81
     ノーベル賞受賞者の頭の中 82
     バラツキが小さくなるとは 83
     効率的フロンティア 85
     うますぎる話にご用心 87

    第2部 隠れた関係をあぶりだす 89

    第7章 麦酒研究部はB型王国 91
     無に帰したい仮説 98
     観測度数と期待度数 99
     私たちってズレてるの? 100
     カイ二乗値のパートナー、自由度を求める 102
     P値はコーヒー? 105
     5%は仮説 106
     血液型性格診断を信じますか 107
    第8章 大人の事情 110
     カイ二乗検定リターンズ 114
     正常と異常をわけるもの 116
     補正前、補正後 118
    第9章 肉で勝つ! 122
     意外な関係をあぶりだす──回帰直線 127
     R2値 128
     うわべだけの関係 130
     重回帰分析 131
    第10章 長生きできる国、できない国 133
     曲がった関係を分析する 135
     直線回帰にハマらない場合 137
     BMIの起源 139
     がんばらないほうがトクをする? 140
     意外なことが寿命をのばす 142
    第11章 男と女の分かれ道 144
     川の流れのように 150
     検定あれこれ 151
     ビールを美味しくするt検定 153
     まずは使ってナンボ 155

    第3部 統計の深遠なる世界 157

    第12章 物語で人は動く 159
     ポアソン分布 164
     馬に蹴られて亡くなった兵士の数 166
     事件は続く 169
     サポートセンターを効率化 170
     待ち行列理論 172
     上手にお客さんをさばく術 174
    第13章 庶民の世界 177
     日本人の所得分布 179
     対数正規分布 181
     コツコツ稼ぐ人たち 183
    第14章 お金持ちの世界 186
     べき分布 188
     勝負をかける人たち 191
     ブレーキのないF1レース 193
    第15章 株価の分布は取扱注意 195
     値動きの法則 200
     株価のモデルを考えるには 201
     市場にひそむ魔物の正体 203
     想定内の大暴落 205
     シェルピンスキー・ガスケット 207
    第16章 世界記録はどこまで伸びるか 210
     しっぽをつかめ! 213
     トリニティ定理 215
     予測できること、できないこと 217
     ワイブル族の大予言 220
    第17章 世界は分けようとしても分けられない 222
     金融危機のカラクリ 227
     山火事のめぐみ──反比例の法則 229
     スモールワールド性 232
     科学者的進化論 236

    謝辞 237
    注 238
    さくいん/巻末

  • 対話編で統計の話題に気楽に入り込むことができる。でも、検定とか信頼区間とかだんだんと難しくなるな。これだけで、ウソを見破ることはできないな〜(汗)。

  • 数式をほとんど使わず、事例を挙げながらの説明でわかりやすい。正規分布以外の分布や、検定についても書かれていて、それらの勉強の足掛かりになる。特に極値統計は面白い。過去のデータから人類の100m走の限界値が『統計的』に導けるとは、、、統計は奥が深く面白い。

  • 大学に入ってすぐ統計学を学びましたが、理論を理解するのに時間がかかりました……たまたま見かけて読んでみたらまぁこれが面白い。
    もっと早く知りたかった…数式なしで、なぜこの検定なのかなどの解説があるので腑に落ちます(笑)
    統計学、とっつきにくいなぁ…計算なしでわかりやすいのないかなぁと思っている方にはピッタリだと思います。

  • 統計学の入門書。
    ストーリーベースで書かれており、ひとつひとつのテーマがかなり分かりやすく書かれています。
    数式は出てこないですが、内容はそれなりに広く(正規分布、ポアソン分布だけでなくべき分布や極値分布も紹介されています)
    いきなり本格的な統計学の本に手を出して、なんの役に立つんだこの分布……と呆然とする前に、一冊挟むのに丁度良いくらいの内容かと思います。

  • 裏表紙に統計の基本と使いかたを会得する、とあるが、半ば以降は理解が及ばなかったと言うか、ピンとこず、うまく頭の中にイメージが持てなかったので、会得はできていない笑 本ではなく僕が悪い。

    ふうん、統計ってのはそういうことをやってるのかーという、知らない世界を少し覗き見たことにこの本を読んだ意義はあった…か。身近な話題も分析の対象としており、統計って面白そうだな、とは読み終えて思った。

  • 具体的な事例ベースに、とてもイメージがつかみやすい。基本的な内容に加え、応用的な内容の紹介もあり、統計の奥深さ、面白さが分かる。

  • 統計を教える主人公・素呂須譲二のもとに、学生などが次々と問題を持ち込んで……。平均、標準偏差から相関、推測統計まで、笑って読めて無理なく理解。

  • 統計のことがわかりやすく書いてある本。だいぶ、この手の本が読めるようになってきました。

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