理系のためのクラウド知的生産術―メール処理から論文執筆まで (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 574
レビュー : 90
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062577533

作品紹介・あらすじ

メール処理や事務作業に時間を奪われ研究する時間が十分に取れない、論文執筆をもっと効率的に進めたい-そんな悩みを解決するのがクラウドサービス。効果的な情報整理で時間を生み出し研究の可能性を広げる活用法を豊富な実例とともに紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 携帯電話をスマートフォン(iPhone)に切り替えてから、クラウドというフレーズを含んだ本に目が行くようになりました。何冊か本を読んだのですが、この本も含めて、G-mail、Evernote,Dropboxの3つのアプリを使いこなすことがどの本にも書かれていますね。

    この本は、現役の研究者の方により、効果的に情報を整理するにはどうすべきかについて、その視点からスマホをどのように利用すべきかを実体験をもとに紹介されています。

    以下は気になったポイントです。

    ・Dropboxにいれたファイルの同期は双方向に行われるので、同一のファイルを同期している2台のパソコンで作業を行った場合、いずれかの結果が失われる(p38)

    ・Dropboxフォルダ内のPublicという特殊フォルダに入れたファイルは、右クリックすることで、パブリックリンクを取得でき、ネット上から誰でもファイルをダウンロードできる(p39)

    ・1日にメール処理にあてる時間をどんなにメールが多くても1時間以内にする(p57)

    ・Gメールにラベルを複数付けて、フォルダ管理をやめる、ラベル機能をフィルタ機能とあわせて使う(p63)

    ・フィルタ機能を使ってメールを自動的に整理する、条件に合ったメールに、「受信トレイをスキップ」「ラベルを付ける」「削除する」(p65)

    ・PDFを読むためのアプリとしては、「Book+」が高速でおすすめ(p84)

    ・Mendeleyに論文を登録すると、題名、著者名、要旨を確認できる(p90)

    ・論文において刺激を受けた文章は、図表はエバーノートに貼り付ける(p96)

    ・エバーノートの情報整理の仕組みのひとつである「タグ(自分にとってのキーワード)」を複数つけがお奨め(p109)

    ・講演メモは、音声メモで講演そのものを録音しながら、気になった部分をメモする(p113)

    ・Google documentがワープロに比べて便利なのは、ネット環境さえあれば作成・編集可能なこと(p135)

    ・マインドマップは、マインドマイスターで作成する(p168)

    ・簡易なホームページ作成として、Google Site(p170)

    ・バックアップサービスとして、Backblaze、容量無制限で年間50ドル(p181)

    2012年2月12日作成

  • 【読書メモ】
    google→クラウドの入口
    ドロップボックス→クラウドストレージ
    エバーノート→外部脳

  • 現役の理系研究者であり、ライフハックなどの分野で著名なアルファブロガーによる本。
    タイトル通り、理系のためのクラウドサービスの活用法を紹介している。
    巻末で著者自身が認めているように、本書で紹介されているサービスやテクニックは時代と共に変化するため、適宜アップデートしていかなければならない。新しいサービスやアプリの情報にアンテナを張って、本書で学んだ考え方を応用していけたらと思う。

  • 著者である堀正岳さんの吸収力、親切心がでている。この著者は間違いなく、いい人である。時流にのった見掛け倒しの内容がスカスカの本は決して出版しない。価格に見合った価値を必ず提供してくれる。本書の内容は古びているが、著者の真摯な姿勢を学んだ。

  • lifehack

  • 研究者向けのクラウド活用ガイドだけど、一般企業の事務職でも使える考え方に応用できる。
    セキュリティ上、クラウドツールが使えないこともあるけど、読み替えられれば有用と思う。

    Googleの各種ツール
    Dropbox
    Evernote
    など、自分も使っているツールが紹介されている。でも自分の仕事の効率はなかなか上がらないなー。

    研究時間の確保よりも、メール処理に重要性を与えた瞬間に、私たちは大きな何かを失ってしまいます。

  • -

  • モバイルやネット環境(高速回線、モバイルルーター、iPhone、iPad、ノートPCなど)を手に入れて、クラウドサービス(Evernote、Dropbox、Googleサービスなど)を上手く利用しようという本。

    論文制作に有用なサービスが幾つか紹介されていたが、私の作業にはあまり関係なく、特に新しい発見はありませんでした。

  • すでにやっていることがほとんどだったけど、スライドシェアサービスがあるのは知らなかった。

  • クラウドを使った「情報管理」の入門書。基本的なことがしっかり押さえられている。文章も分かりやすいし、ボリュームもコンパクトなので取っつきやすいだろう。これから「クラウド」な方向けの一冊。

    書評エントリー:
    <a href=\"http://rashita.net/blog/?p=7282\">【書評】『理系のためのクラウド知的生産術』(堀 正岳)</a>(R-style)

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著者プロフィール

研究者・ブロガー。北極における気候変動を研究するかたわら、ライフハック、IT、文具などをテーマとしたブログ「Lifehacking.jp」を運営。知的生産、仕事術、ソーシャルメディアなどについて著書多数。理学博士。

「2018年 『知的生活の設計―――「10年後の自分」を支える83の戦略』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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