- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062577885
作品紹介・あらすじ
人類がなにかを数えた時、「数」が誕生した。そして、足し算、引き算、掛け算、割り算と計算が広がるとともに、自然数、整数、有理数、無理数と、「数」も広がってきた。さらに3次方程式を解くために考え出された数が、自乗するとマイナスになる想像上の数「虚数」であり、究極の数「複素数」だ。では、なぜ複素数は究極の数なのか?それは、「この先どんな計算や方程式が出てきても、これ以上、数を増やす必要がない」ということをガウスが証明したからだった。
感想・レビュー・書評
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貸出:物性研図書室にある借用証へ記入してください
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今勉強してることとそんなかわらなかった。
成り立ちや活用の部分がもうちょい知りたかった。
複素平面でiをかけることは回転することだってのは、たしかにね!ってなった。 -
(特集:「役立つ数学・物理」)
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https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00522354 -
3次方程式を解くために考え出された数が、自乗するとマイナスになる想像上の数「虚数」であり、究極の数「複素数」でした。面白さと凄さがわかる!
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私は基礎解析はやったが微分・積分はやっておらず、複素平面はイメージできるが自然対数の底eは知らない。その前提知識でこの本を読んだが、オイラーの公式を導くまでの概ねの流れは把握できた。極値のあたりの理解が曖昧なので、また他の本を読みたい。
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複素数すさまじきこと、たとえがたし。究極の数であることがよく分かった。久々にじっくり数学に向き合った。安易な合理性の対極に数学はある。納得できるように、落ち度がないように、より厳密な方法を模索して、定義することに感動する。数学する精神を感じた。あと、落とし穴の記述も目から鱗が落ちる。負の数の平方根、iと-i。何度も立ち止まり、もっと学びたくなった。
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ほろ酔い気分で手に取り、最初のほうは平易そうだったので衝動買いした一冊。でも、途中からさっぱりわからなくなった。。