- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062578073
作品紹介・あらすじ
プロテインが筋肉づくりを促進することはない。ご飯などの主食を少なめにすると、栄養バランスが崩れる。このように、アスリートではない普通の人たちが運動をする際に知っておきたい栄養と食事の知識をわかりやすく解説。健康のためジムに通う人に向けた、スポーツ栄養学の入門書。
感想・レビュー・書評
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BLUE BACKSということで、科学的根拠や信頼たる研究結果が引用されていたりと基礎的な知識が深耕されたような気がします。身体づくりとは、単純に体重を落とすことではなく筋力・体力をつけることなんだなと痛感しました。細かい数値は覚えれないので、傾向だけでも把握して記憶しておこう。
お米(炭水化物)を目の敵にしていましたが、不足するとタンパク質からエネルギー供給したりと筋肉合成を阻害することがあるとのことで、適量を摂取していきたいと思います。(心が軽くなった気がします。あくまで適量ですが)
後は無理な食事制限ではなく、除脂肪組織量(筋肉量と理解)をトレーニングで増強することで、基礎代謝が上がり太りにくい、かつ痩せやすい身体を目指すほうが合理的なのだなと。
最後に、昨今日本人のたんぱく質不足が騒がれており、明治がTANPACTなる活動をしていますが、この本によると日本人はタンパク質十分に摂取していると。戦後やら高度経済成長のころと比べると減っているとネット情報は流し読みしましたが、果たしてどうなんでしょうか。余分なたんぱく質は脂肪として蓄えられるとのことで、プロテインがぶ飲みしている自分が心配。お腹周りの脂肪を感じながら、ふと思うのです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
時々筋トレをするのでちょうどいいと思い、読んでみた。
これまで体にいいだろう、筋肉がつくだろうと思い込んでいた食べ方に間違いがあることに気付かされた。
例えば、↓のようなもの。
・ご飯やパンなど炭水化物は少なめに、たんぱく質を多く撮る。
→エネルギーが足りなければ、たんぱく質がエネルギー源として利用され、筋肉はつかない。また、炭水化物を制限しすぎると疲労も回復できない。
・野菜は加熱するとビタミンが失われるので、生のものも食べた方がいい。
→そうとも限らない。加熱でビタミンが全てなくなるわけではないし、加熱した方が多く食べられる。それにより、食物繊維もとれる。
主食、主菜、副菜、果物、乳製品の5つを摂ることで、必要な栄養素を摂ることができる。必要な栄養素が摂れていれば、プロテインやサプリメントはなくても問題ないという話のようだ。
この本は、まず科学的なデータを交えて説明した上で、その内容をQ&Aという形で振り返る形式になっている。そのせいもあって、とても読みやすい。
また、「意外に悪くない朝食」や運動前、運動中、運動後の栄養の摂り方などすぐに実践できることをわかりやすく説明している。
読んだ後の疑問として、
・糖質制限の効果はどうなのか?(この本の内容と矛盾する)
・プロテインはどんな時にどんな風に使えばいいのか?
といったものがある。また別の機会で調べてみようと思う。 -
痩せる基本は規則正しい生活と運動。摂取量より摂取量を増やす。当たり前のことだが、ただそれだけのことである。無理やり小食にしても太りやすい体質を作るだけ。筋肉が落ちれば脂肪が付きやすくなる。不自然な食生活は一時的には痩せられるが結局続かない。体を壊すしリバウンドを招くだけ。炭水化物、タンパク質、脂質の基本、そしてエネルギーの使われ方を学び、どのように運動すれば効果的に痩せられるのか。体をつくる基本が解説されている。巻末のQ&Aでは誰もが抱く素朴な疑問に明快に回答しており、これだけを読んでも痩せるに十分な知識を身につけることができる。日頃の生活に注意を払うこともできるようになった。
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筋肉はなかなか増えない。その答えは、エネルギー不足。ダイエットでは筋肉合成は進まない。バランスよく食べるのは難しいね。
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先日からジムに通い始めたので読んでみた。
栄養学なんて全くもって勉強して来なかったのだけれども、身近なことだし、ある程度分かるだろうと思ったけど、自分にはかなり難しかった。
とくにグラフの見方がぱっと見分からない。いったい、何が上にあるほうがいいのか、下にあるほうがいいのか。何が多いほうがいいのか少ないほうがいいのか・・・。
後、『意外に悪くない朝食』はムリ。普段5枚切りのトースト一枚の自分には、6枚切りのトースト3枚はさすがに・・・。
まあでも、小食の自分がジムに通いはじめたからには、もう少し食べる量を増やしたほうがいいのだろうということはなんとなく分かった。 -
ベストセラー本の上位にダイエット本がいくつもランキングする我が国は、飽食の豊かな国であり、景気がどうこう文句言う前に、食事制限して、運動もして心肺機能を高めつつちゃんと痩せろよ(で、医療費削減しろ)と言いたい。その為にも外食税の導入は推進すべきだ。但し、食事制限だけではダメであり、エネルギーは摂取と消費のバランスが重要という事を再認識。加齢と共に筋力低下し基礎代謝は落ちるので、筋トレでカバーすると同時に適度な有酸素運動も行い、やはり摂取も減らさないといけないなと。
●気になったポイント
・食事を変えずに、10日運動しないと、体脂肪1kg増(+7000カロリー)
・強度の高い短時間の運動より、強度の低い長時間の運動(赤筋>白筋)
・太っているが運動する人と痩せていても運動してないでは後者が早死にする。(心配機能が重要)
・ミネラルウォーターは運動時の水分補給には適さない(塩分補給できないから)
・スポーツドリンクは薄めるな。(運動時に補給する糖分は適量である) -
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閲覧新書 -
素人トレーニーとしてそこそこ栄養面も気を遣っている気でいたが、下手にビルダーの言うことの一部だけきりとってないで、基礎をしっかりやるほうが良いと感じさせられた。例えば、トレーニング直後に食事を摂ることの重要性など、改めて科学的根拠を見て自分の無駄を痛感した。がんばります。
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ごめんなさい。そんなに求めてませんでした。
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プロテインを摂取すれば筋肉がつくわけではない
筋トレ時の食事はプロテインを摂取すれば良いと短絡的に考えがちだがそうではない。この本を読んだら明快にわかる。
筋トレしている人は是非読んで欲しい。