図解・首都高速の科学 (ブルーバックス)

著者 : 川辺謙一
  • 講談社 (2013年11月21日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062578400

作品紹介・あらすじ

1964年の東京オリンピックに先立って開通した首都高速道路。制約の多い都市部に建設するため、首都高速には常に最先端の道路技術が投入されてきた。そこから日本や世界に広まった技術も少なくない。つまり、首都高速道路は日本の道路技術のショーウィンドウであり、首都高速を知ることは日本の道路技術を知ることにつながるのである。
 本書では、2020年に再び開かれる東京オリンピックに向けて、新たな段階に立った首都高速について、建設・運営・保守の舞台裏を余すところなく解説する。とくに2015年春に全線開業予定の中央環状線については、首都高速道路会社の全面協力を得て山手トンネルの未開通部分も含めて取材。詳細に解説した。
 川や海の上にどう建設したのか、渋滞はどう測定しているのか、保守・点検はどう行われているのか、といった基本的なポイントから、箱崎JCTはなぜ複雑になったのか、山手トンネルはなぜ上り下りが多いのか、といった建設の経緯をたどる「裏話」まで、これまで知られていなかった情報も満載している。
 都心環状線から、羽田線、横羽線、湾岸線、深川線を経て中央環状線へ。建設史の流れに沿って、実走スタイルで首都高速の技術をガイド。読んで楽しい科学のドライブへ、さあ出発!

図解・首都高速の科学 (ブルーバックス)の感想・レビュー・書評

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  • 首都高・ジャンクション好きには堪らない!
    知らない用語やかつての街並みや地下の様子を知ることができて、少し近づけた気がする(何に笑)。

    首都高はロマンでいっぱい!

  • 同じくブルーバックスの「図解・新世代鉄道の技術」等、鉄道本を書いてきた、交通ライターである著者の、初めての高速道路本、だそうだ。「首都高の○○線が開業」などというニュースを聞くと、訳もなく興奮してしまう自分は、書店で本書を見つけるや否や、レジへ向かっていたのであった。

    内容はとても真っ当、というか丁寧。まずは、東京オリンピックと前後して、首都高が建設された経緯、歴史について述べ、続けて、首都高速の象徴とも言うべき都心環状線をぐるりと巡りながら、他の高速道路と比較した首都高の特殊性を解説していく。続けて、羽田線、そして、現代の技術の粋というべき中央環状線のルートを辿りつつ、首都高における技術の進歩を解説。最終章では、近年問題となっている経年劣化や改修の問題についても触れられている。

    良く言えば、主観を排して淡々と、悪く言えば若干平板な記述ながら、首都高について一通りの知識を得るには必要にして十分な本。

    ただし、欲を言えば、世界中(あるいは少なくとも欧米の都市)に例のないほど、都心のど真ん中にまで高架道路が作られ、東京の都心の景観を著しく醜悪なものにし、はたまた、貴重な水辺空間を奪ったなどのマイナス面についても目を向けて欲しいところだ。高度成長期からは人々の価値観も変容し、精神的な豊かさが求められている現在において、首都高の役割も変わらざるを得ないのではないか。

    (2013/12/25読了)

  • 首都高速道路は制約の多い都市部に建設するため、最先端の道路技術が導入されてきた。建設・運営・保守の舞台裏を余すところなく解説する。

  • 首都高速は家族で千葉方面に行く時ぐらいは利用するが、車線が多く道路が立体的なので、普通の道路を走る時と比べていつも緊張している。そんな首都高にちょっと興味があるので借りてみたのだが、道路好きには面白い本だと思うが、ちょっと興味がある程度では半分ぐらい読んだらもういいやという感じになった。そのなかで興味深かったのは渋滞の測り方とか交通管制室の部分である。1973年という大昔から機能があったというのでローテクから発展しているのだが、そんななかでもタイムラグが10分ぐらいから1分に縮まっているとのことだった。

  • この本も同じく、数ヶ月前に読んだ。「首都高速の謎」の読後のつぶやきでも書いたが、やはり首都高速をこの15年も走っていないので、現状の
    首都高のウンチクを述べている本文に残念ながら共感しきていない。
    早く、首都高速を走破しなければ行けない。といいながら、趣味はロードレーサーのチャリでポタリングすることなので困ったな。。。
    一日チャリに乗らずに、車で走りまわるか。。。面白そうだし。。

  • 首都高速のことがタイトル通り豊富な写真や図表をもとに書かれている。読んでいてワクワクする本。再読したい。
    普段、走行している人で、道路のことに興味がある人には、ぜひ読んでほしい。

  • 読了。

  • マニアック…ではあるんだけど、マニアにはたまらん本、だと思う。笑

    首都高について、「なんでそんなカタチをしているんだ」という話がもう、ぜんぶ乗っている。
    世界でも屈指の条件の厳しさと先駆性のある首都高の技術的な魅力が、わかりやすくて豊富な図や写真とともに示された本。
    首都高を走るときの風景に情報が増えて面白くなる。

    …ただ、道路とか橋梁とかに興味がない人にとってどうかは未知数かも…「羽田トンネルは日本初の沈埋函トンネル! なぜこの施工法が選ばれたのか?!」みたいな話にオッとなる人には、充実した一冊。

  • 制約が多い東京都内を結ぶために最高の技術が使われている首都高速を文字通り「科学」しています。
    鉄道に関する著書の多い研究家による「専門外を見てみた」本です。

  • 知らない事が良くわかった。ドライブ感覚で回るのは面白かった。

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