プロに学ぶデジタルカメラ「ネイチャー」写真術 (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
3.80
  • (3)
  • (7)
  • (4)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 98
感想 : 14
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062578585

作品紹介・あらすじ

何を撮りたかったかをどうダイレクトに伝えるか。自らの体験とワザを惜しげもなく披露!
画面になかに余分なものを入れないこと――。それがよい写真に仕上げる第一歩だ。主役を魅力的にする色彩と光、フォルムと動きが備われば、1枚の写真にストーリーが生まれてくる。第一線で活躍するネイチャー写真家の実践的な写真講座。

写真を魅力的にする条件
1.主役を目立たせる
2.目をひく色、形、光、動きをとらえる
3.ストーリーを感じさせる

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB99628230

  • 感動する写真は鑑賞者が何がしかのストーリーを心に描きながら楽しめるような写真である。「朝の光」「朝露」「夕日」といった普遍的な主題なら鑑賞者は自分なりのストーリーに耽ることが出来る。画面の中に主役以外の余分なもの(背景の人工物など)を入れない(または目立たなくする)こと。風景の何に惹かれて写真を撮ろうと思ったのかを確認し、主役の属性(性質や特徴)を強調する。ローアングルの効果。使用するレンズによる遠近感と被写界深度。主役を魅力的にする色彩と光、フォルムと動きが加われば写真にストーリーが生まれてくる。

  • 難しいというのが第一感想。まずは露出補正のところから考えていきたいなとは思う。

  • 自分が表現したい写真で人を感動させるためには画面のなかに余分なものを入れないこと

  • 実践的。

  • デジタル写真が趣味の人にとっては、非常に参考になる図書である。高級なカメラでなくても、いい写真が撮影出来る。
    私は野鳥写真専門にしているが、カメラはマイクロフォーサーズでレンズはキャノンのFD500mm4.5Lを使用している。これで1,200mmになり野鳥撮影には十分すぎる。
    ピント合わせはマニュアルであるが、ピーキング機能がついており、ピント合わせは容易になった。キャノンの望遠オートフォーカスレンズも持ってはいるが、使用することはない。

  •  趣味の写真になら応用できるテクニックが満載でした。掲載されている写真も本当に美しく、見ていて飽きません。

     もっと写真が撮りたくなる本でした!
     マクロレンズが欲しくなった。

  • S743-ブル-B1858 300344199

  • これはいい本です。
    使えます。

    素人にはわかりにくい、絞りや露出について丁寧に説明してくれています。
    掲載されている写真も美しいものばかり。
    写真を見るだけでも楽しい。

全14件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1953年、大阪生まれ。1978年、京都大学理学部動物学科を卒業後、出版社にて自然科学系の書籍、雑誌の編集に従事。1984年に独立し、写真家、作家として世界各地で海生哺乳類を中心に調査、撮影し、生態のレポートを行う。研究者との交流も多い。この十数年は、野生動物への影響を考慮しながら撮影を続けると同時に、地球環境の変化を追い極地への取材も多く行う。近年は、自身の活動が環境に与える影響も視野に、身のまわりの自然に視点を移している。
主な著書に、『オルカ――海の王シャチと風の物語』(早川書房)、『オルカ アゲイン』(風樹社、講談社出版文化賞写真集賞受賞)、『マッコウの歌――しろいおおきなともだち』(小学館、日本絵本大賞受賞)、『世界で一番美しい ペンギン図鑑』『世界で一番美しい シャチ図鑑』『世界で一番美しい クラゲ図鑑』(誠文堂新光社)、『黄昏』『世界で一番美しい アシカ・アザラシ図鑑』(創元社)、『南極ダイアリー』『クジラの進化』(講談社)ほか多数。

「2023年 『世界アシカ・アザラシ観察記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

水口博也の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×