小惑星探査機「はやぶさ2」の大挑戦 太陽系と生命の起源を探る壮大なミッション (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 110
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062578875

作品紹介・あらすじ

世界が注目する日の丸プロジェクト、その全貌を徹底解説。プロジェクトマネージャー國中均教授はじめ研究者たちが語る開発秘話、驚きのエピソード満載。ベストセラー『小惑星探査機はやぶさの大冒険』著者渾身の科学ドキュメント!
「はやぶさ」で得た貴重な経験をもとに、「はやぶさ2」はいかに進化したのか。目指すは太陽系と生命の起源を解く鍵を握るC型小惑星「1999 JU3」。地球から3億キロメートル離れた小惑星へ総飛行距離52億キロメートル、往復6年にわたる宇宙の旅が始まる。

感想・レビュー・書評

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  • 現在「はやぶさ2」が活躍中ですが、本作は前号機「はやぶさ」が地球に帰還して、そこで持ち帰ったものの科学的な分析に至るまでの経緯(前半)と、「はやぶさ2」の開発と打ち上げ直前まで(後半)が描かれています。具体的にはそれぞれの開発者やマネージャー等へのインタビュー形式で綴られています。
     専門的な話が山ほどありますが、文系な私でも十分に理解できるようわかりやすく書かれています。加えて未知な世界だらけの宇宙について純粋に興味が掻き立てられワクワクしてきます。
     「はやぶさ2」は目的の小惑星(名称:リュウグウ)に辿り着くには、打ち上げ時刻が天候等の関係で1秒でも狂うと困難になります。よって打ち上げ日が翌日以降に延期になります。そこまで緻密な計算をしてはじき出された打ち上げ時刻であり、今回のミッションの厳しさが伺い知れます。おまけに日本の宇宙開発予算というのが非常に少なくNASAの1/100程度です。厳しい予算とおまけに開発時間も3年は要するところを2年でやり遂げないといけない状況でした。
    「はやぶさ」が小惑星イトカワの微粒子を持ち帰ったときは日本中はやぶさブームに沸きましたが、実は「はやぶさ」「はやぶさ2」共に、ないない尽くしの中で実現されていた事を本書で知りました。
    本書の前に、スマートフォンのお持ちの方はPodcast『学問ノススメ』で著者の山根一眞氏の会の放送を聞かれてから読まれると、より一層理解が深まります。

  • 小惑星「イトカワ」からサンプルリターンを成功させた小惑星探査機「はやぶさ」は映画化もされるほど日本中を感動させたが、それに続くミッション「はやぶさ2」の関係者にプロジェクトの詳細を取材しまとめている。限られた予算内で最大限の成果をあげるべく努力している研究者には頭が下がる。長年プロジェクトの関係者に取材を続けてきた著者の、宇宙プロジェクトに対する熱い情熱も感じる。

    「はやぶさ」が地球に持ち帰ったイトカワ由来のサンプルの研究成果を紹介している。

  • はやぶさ2、小惑星着陸成功!おめでとう!
    はやぶさ2、小惑星「リュウグウ」へ2/22に着陸成功!
    はやぶさ2のミッションを確認する一冊はこちら。

  • 「はやぶさ2」はいかに進化したのか。地球から3億キロメートル離れた小惑星へ総飛行距離52億キロメートル、往復6年にわたる宇宙の旅が始まる!

  • はやぶさ2に関わっている人へのインタビュー集。俯瞰的な視点に乏しいのが残念だが、貴重な証言集であることは間違いない。前著に比べ、時期的に胸が熱くなる場面が少ないのは仕方がないが、書物としては、『はやぶさ2の真実』の方に軍配があがるか。

  • 資料ID:98141198
    請求記号:081||B||1887
    配置場所:工枚普通図書

  • いよいよ打ち上げられた「はやぶさ2」。日本中が応援する小さな衛星の旅路をでっかい夢のつまった装置とともに紹介するこの一冊。本書の多くは、著者によるプロジェクトメンバーへの貴重なインタビューから構成されている。読者目線のインタビューが、はやぶさへの素朴な疑問に答えてくれるのがありがたい。さらに、前機「はやぶさ」プロジェクトの話題もふんだんに盛り込まれ、楽しめる。2020年までの長旅に出たはやぶさ2。その衛星に思いをはせて、地球と生命の起源をめぐる旅にでてみませんか。
    (地球惑星科学科 B4)

  • 読み手の勉強不足でいまひとつのめり込めず。ところどころ面白い点はあったのだけど、線にならず。残念。

  • はやぶさからはやぶさ2に続く宇宙事業に携わる技術者、科学者、天文学者へのインタビューの形で、はやぶさ2のプロジェクトを解説していく。
    少ない予算の中でいかにしてすごいことを成し遂げるか、日本人的というか…誇らしいです。

  • こういう開発をしてみたい。
    2020年に無事に戻ってきてくれ

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著者プロフィール

ノンフィクション作家。1947年東京都生まれ。獨協大学経済学部特任教授、宇宙航空研究開発機構(JAXA)嘱託、理化学研究所相談役、福井県文化顧問、月探査に関する懇談会委員(内閣府)、生物多様性戦略検討会委員(農林水産省)、日本生態系協会理事、NPO子ども・宇宙・未来の会(KU-MA)理事などを務める。日本の科学者・技術者を取材した20冊を超える『メタルカラーの時代』シリーズ(小学館)、『環業革命』(講談社)など著書多数。山根一眞オフィシャルホームページ http://www.yamane-office.co.jp/

「2017年 『理化学研究所 100年目の巨大研究機関』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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