ようこそ「多変量解析」クラブへ 何をどう計算するのか (ブルーバックス)
- 講談社 (2014年11月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062578905
作品紹介・あらすじ
多変量解析はさまざまなデータを自在に分析できる強力な統計手法。統計ソフトを前に、どの統計手法を選べばいい? どのデータから分析すればいい? 結果はどのように解釈できる? と困ったことはありませんか。計算法がわかれば多変量解析はこわくありません。それぞれの統計手法で何が行われているのか?計算の過程を追いながら、本質が理解できる実戦的解説書。
感想・レビュー・書評
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多変量解析がどんなものか、それによって何がわかるのかを知るための契機として良かったと思います。理解を深めていくためには数学の基礎が必要です。登場人物の学生3人の対話形式で話が進められて行きますが、3人の数学レベルが高い。。。
成分分析や因子分析は理解が進んだ気がしました。本格的に身につけるためには、さらに関連する専門書を読んでいく必要があると感じました。ちなみに本書でも3冊関連本を勧められてます。1日でその3冊を読み切ることを勧められています。。。 -
まだ第一部までしか読んでいない。
Amazonのレビューにあったように、初心者向けではなさそう。
読むには、ベクトルと行列の知識が必須。 -
かなり難しい
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女子高生の会話の体で、カジュアルな雰囲気を出しているが、取りたてて上手い説明でもないし、結局良くわからなかった。具体例は豊富だが、それを根拠づける理屈を噛み砕いてくれずに、いきなり数式を解き始めるので、相当頭が良くないと理解できないと思う。解析の雰囲気や言葉に慣れる程度しか役立たなかったので、別のちゃんとした本が必要。
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最初に読んだ時にはまったく理解ができず、多変量解析ってこんなに難しかったっけ?登場人物の萌えキャラの女子高生たちは普通の成績なのに大学で習う多変量解析を造作もなく使っていたりしてえらい現実離れした設定だなという感想だったが、どなたかの書評を見て理解するのではなく雰囲気だけ分かれば良いという読み方に切り替えて見たら、確かに多変量解析の雰囲気はつかめた気がした。もっと他の本を読んだ後、この本に戻って見たいなと思う。
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これ一冊では多変量解析ができるようにはならない(もちろん、そこまで期待していたわけではない)。
感覚をつかむ、という当初の目的は達せられた。
実際のデータを扱うには、実用書にあと数冊当たらないといけない。夏の間には利用できるようになりたい。 -
多変量解析は多種多様なデータを自在に分析できる強力な統計手法。数学クラブのメンバーと「難関」多変量解析に挑む!本質が理解できる実戦的解説書。
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前書きにもあるが、多変量解析の入門を読む前に読む本とのこと。かなり、大味な書きぶり。しかし、多変量解析の醍醐味は伝わった。理屈は別途違う書物で勉強しようと思う。