創薬が危ない (ブルーバックス)

  • 講談社 (2015年2月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784062579032

作品紹介・あらすじ

医薬品産業はビッグビジネスであり、世界の巨大製薬企業が巨額の開発費をかけて新薬開発にしのぎを削っている。しかし、ガン、アルツハイマー病、インフルエンザ、エボラウイルス病……特効薬は生まれていない。人類の歴史は、創薬の歴史でもあった。ところが21世紀に入り、新しい薬が生まれにくくなっている。本書はその原因に探りながら、「ドラッグ・リポジショニング」という、新しい視点からの創薬を紹介する。


 医薬品産業は先進国が独占するのビッグビジネスであり、年間売上額が1兆円を超えるような巨大製薬企業(メガ・ファーマ)が巨額の開発費をかけて、新薬開発に日々しのぎを削っている。しかし、ガン、アルツハイマー病、インフルエンザ、エボラウイルス病……、私たちの病気への不安はいっこうに解消されない。
 なぜだろう?
 人類の歴史は、病気との闘いの歴史であり、創薬の歴史でもあった。ところが21世紀に入り、創薬が大きな壁に突き当たっている。いくら巨額な開発費をかけても、新しい薬が生まれなく(生まれにくく)なっているのだ。もし新しい薬ができなければ、私たちの未来は決して明るいものにはならないだろう。
 本書はその原因に探りながら、その対策として「ドラッグ・リポジショニング」という、新しい視点からの創薬を紹介する。

みんなの感想まとめ

医薬品産業の現状と創薬の課題を深く掘り下げ、新たな視点である「ドラッグ・リポジショニング」を提案する本書は、21世紀における創薬の難しさを浮き彫りにしています。新型コロナウイルスの影響で新薬の必要性が...

感想・レビュー・書評

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  • 21世紀に入り、これまでの創薬テクノロジーは大きな壁にぶつかっている。本書は新しい視点からの創薬「ドラッグ・リポジショニング」を提案する。

  • ドラッグリポジショニングの定義は聞いたことはあったが、詳しく知ったのは初めてだった。非常に有用のようなので、日本でも進んでいくと良いと思った。

  •  「もし薬がなかったらどうなるのだろうか」「薬はどうやって発見されてきたのか」「薬をつくっている人たちはどんな人たちなのだろうか」(p.13)みなさんはこのようなことを考えたことはありますか。新型コロナウイルスのための新しい薬が必要とされていますが、この本は、そのような新しい薬はどのような過程で私たちのもとに届くのかということを学べる一冊になっています。
     この本には、私たちが普段何気なく使っている風邪薬や解熱鎮痛剤などの歴史や、21世紀の創薬の問題について書かれており、創薬研究者の偉大さが分かります。
     創薬研究者というと自分の開発したい薬だけを研究していればよいと思われがちですが、創薬研究者は新しい薬をつくるだけではいけません。私もこの本を読むまで、そのように思っていたけれど、そうではないということを学びました。この本を読めば、創薬研究者には社会のニーズにこたえることが必要とされているということが感じられます。薬学部の私にとっては大きなものが得られたなと思います。
     新薬が求められている今だからこそ、ひとつの薬をつくることがどれだけ難しいことかということをみなさんにも知ってほしいと思います。また、薬についてだけでなく創薬の観点から見た食品や医療、スポーツについても学ぶことができるので、薬学に詳しくない人にも是非読んでもらいたいと思います。

    所蔵 蔵本2階生命科学閲覧室 499.3||Mi -
    PN 810
    2020/12/01
    第2回チャンプ本

    • tokudaidokusho2さん
      僕は薬学部に所属していて、将来薬を扱う仕事につく予定なので、この本で薬の歴史について知っておくべきだなと思いました。ちょうど今、コアDDSと...
      僕は薬学部に所属していて、将来薬を扱う仕事につく予定なので、この本で薬の歴史について知っておくべきだなと思いました。ちょうど今、コアDDSという講義のまとめ課題として、オリジナルDDS(Drug Delivery System)を考案して提出しなければならない時期にあります。そのため、この本を読めばますます創薬研究者の偉大さが感じられるだろうなと思いました。また、薬学の観点から見た食品や医療、スポーツについての内容も気になったので1回読んでみたいと思いました。
      PN:ryuushin
      2020/12/08
    • tokudaidokusho2さん
      私は、将来研究職かCRAになりたいと考えているので、薬を作る立場として働けるようになりたいと更に思えました。これからの勉強のモチベーションに...
      私は、将来研究職かCRAになりたいと考えているので、薬を作る立場として働けるようになりたいと更に思えました。これからの勉強のモチベーションにしたいです。
      mm
      2020/12/08
    • tokudaidokusho2さん
      創薬研究者というと自分の開発したい薬だけを研究していればよいと思われがちですが、創薬研究者は新しい薬をつくるだけではいけません。この文章を読...
      創薬研究者というと自分の開発したい薬だけを研究していればよいと思われがちですが、創薬研究者は新しい薬をつくるだけではいけません。この文章を読んで驚きました。この文章の先が気になるので読んでみたいと思いました。またこの本のタイトルの意味も気になりました。私も将来研究職になりたいと思っているので、参考にしたいと思いました。
      PN スピカ
      2020/12/08
  • 新 書 KBS||499||Miz

  • 20170906読了

  • 2016年2月新着

  • 請求記号 499.1/Mi 96/1903

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