自分では気づかない、ココロの盲点 完全版 本当の自分を知る練習問題80 (ブルーバックス)

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  • 講談社
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本棚登録 : 955
レビュー : 84
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062579537

感想・レビュー・書評

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  • 認知バイアス=脳のクセについて一問二~複数択形式で学べる。
    それにしても脳って信用できないんですね~。
    自分の脳だけ信用できないのかと悩んでました。
    いろんな’思い込み’は人間にありがちだったりするんですね。
    もちろん自分にも。

    80個の専門用語が出てくるけれど、文章も平易で解説も分かりやすかった。
    ユニークで洗練されたイラストも良いです。
    本の後ろの方に参考文献が記されているので、もっと深く知りたくなったときにも便利。
    錯視用語と図形の紹介も50例。
    巻末に本文に出てきた認知バイアス用語の索引がちゃんとあるのが感心した。

    設問タイトルが文学や話題になった文言などのパロディになっているものもあるのに遊び心を感じてニヤリ。

  • 特設サイト開設しました!
    http://news.kodansha.co.jp/20160120_b02

    脳にそなわった「勘違い」する思考回路
      ──「認知バイアス」の不思議な世界を体感。

    たとえば買い物で、得だと思って選んだものが、よく考えればそうでなかったことはありませんか。こうした判断ミスをもたらす思考のクセはたくさんあり、「認知バイアス」と呼ばれます。 認知バイアスは、無意識のうちに勘違い、判断ミスを引き起こす、いわば思考の錯覚。 その不思議な世界を気鋭の脳研究者がひもときます。古典例から最新例までクイズ形式で実感することで、自分の持つ思考のクセ、他人のココロの動きまで分かります。



    著者紹介:池谷 裕二
    1970年、静岡県藤枝市生まれ。薬学博士。現在、東京大学薬学部教授。脳研究者。海馬の研究を通じ、脳の健康や老化について探求をつづける。日本薬理学会学術奨励賞、日本神経科学学会奨励賞、日本薬学会奨励賞、文部科学大臣表彰(若手科学者賞)、日本学術振興会賞、日本学士院学術奨励賞などを受賞。主な著書に『記憶力を強くする』『進化しすぎた脳』『単純な脳、複雑な「私」』(ともに講談社ブルーバックス)、『海馬』『脳はこんなに悩ましい』(ともに共著、新潮文庫)、『脳には妙なクセがある』(扶桑社)などがある。

    • soraさん
      ちょっとした買い物ミスがよくあるんです。だからこの本はぜひ読んでみたいですね。
      ちょっとした買い物ミスがよくあるんです。だからこの本はぜひ読んでみたいですね。
      2016/01/14
    • 講談社ブルーバックスさん
      わかります!そういうことよくありますよね!
      是非池谷先生のこの本でその「謎」を解明してみてください!
      わかります!そういうことよくありますよね!
      是非池谷先生のこの本でその「謎」を解明してみてください!
      2016/01/15
  • 脳にそなわった「勘違い」する思考回路──「認知バイアス」の不思議な世界をクイズ形式で体感。
    「講談社BOOK倶楽部」内容紹介より

    脳というのは実にさまざまな勘違いをするものなのだなぁと改めて思った.脳は自分のいいように解釈するものだということが分かっていれば、今後選択何かを選択するときに、本当にそうかな?と立ち止まって考えるといい選択ができるのか、と思うが、、、じゃあ、最初に書いてあった直感で選んだ方が正しいことが多いというのは矛盾するのか?ということになる?
    好きか嫌いかの判断と、正しいか正しくないかの判断をごちゃまぜにすると、上記のような矛盾に感じてしまうんだろうな.

  • 心理学でいう「認知バイアス」と呼ばれる脳のクセを学べる一問一答集。人間の直感って当てにならないなぁと感心します。

    =============
    「陸軍士官学校に所属する候補生のうち、10年後により出世していたのはどちらの志望動機を挙げていた人?①将来将校になって国に貢献したい、②軍隊そのものが楽しそう」
    (内発的動機付け―Intrinsic Motivation)

    「交通ルールを破ることが多いのは?①普通車、②高級車」
    (上流階級バイアス―Upper Class Bias)
    =============
    など、読者がクイズ形式で回答し、1ページめくると解説と認知バイアスの名称が書かれています。

    解説自体はとても短く簡潔に書かれており、ひとしきり感心した後はすぐに次ページへ進みたくなります。でも面白かった、の一言で終わらせてしまうには少々勿体ない本です。自分の日常に重ね、商品の適切な売り方だったり、苦手なあの人への交渉術などに活用できそうなものも。本を開いた時々で今の自分に必要と感じる数ヵ所を頭に留めるだけでも、日常が少し良い方向に進みそうな気がします。
    個人的には上記に書いた「陸軍士官~」の問いと解答を読んで、“好きこそ物の上手なれ”のフレーズが浮かびました。高尚な目的や理由がなくたって、好きというシンプルな気持ちを持続させていれば自ずと成果を出せることが多いようです。仕事でもプライベートでも、様々な場面で自分のやる気を上げる活力になりそう。

  • Q:1000人に1人かかって死亡する感染症がある。それに対抗するワクチンがあって、でもそれは10000人に一人副作用で死亡する。
    これをきいた母親はどうする人が多いか?
    1・ワクチンをうつ
    2・ワクチンをうたない
    答え 2 が多い。
    ワクチンで死亡する可能性があったとしても、ワクチンがうたないよりは死亡率は下がるにもかかわらず。

    こういった思考の癖(わな)は自分にもあてはまりそう。自分の脳にだまされないように気をつけなきゃと思った。
    ほかにもたくさん脳の癖がわかる設問がたくさん。心理学と似てるようで違う。
    脳の癖から脱出したら、可能性が広がりそう。

  • 認知バイアスのくせをわかりやすく解説。
    読みやすい。

  • 面白かった。練習問題形式で、認知バイアスについての知識を深められるようになっているのだが、練習問題形式だからこそ、筆者が書くように「この情報はこんな風に使う機会があるのか。ならば覚えておこう」(P80)と脳が判断してくれるので、印象深くかつすんなりと理解でき、記憶として定着してくれている(はず)。私は心理学の講義で教わったものが多くあったのだが、だから余計に実践的に復習できたように思えた。
    ただ、練習問題形式であることの欠点として、ちまたにあふれるお手軽心理テスト的な読まれ方をされてしまうかも…とも思った。きちんと参考文献など示してあるのだが、その文字があまりにも小さい。真面目にこの本を読んで、さらに深く原典にあたってみたいという人にもこの文字の小ささはちょっとつらい。紙面の都合上仕方ないのだろうけど、この点はちょっと残念だった。
    なお、この本はこのサイトの献本企画に当選し送付していただいた。良い本をご送付いただけて感謝です。

  • あるある、と思える事象について端的に解説してくれる、読みやすい本。1時間強あれば読める分量。

    以下、備忘。
    仕事にも生かせそう。

    自我消耗、我慢した後には他の我慢ができなくなる。

  • またまた運良くサイン入りの本を戴いてしまった池谷先生の本。興味深い思い込みや錯覚のさまざまを紹介しております。先生自身による講演には及ばないのは当然だけれど、それなりに楽しめました。「一酸化二炭素という大量に摂取すると死に至る有害物質の規制」に関する問題や「脂肪25%の肉を食べるか赤身75%の方が良いか」なんていうのも面白かったけれど、一番面白かったのはネコだけはコントラフリーローディング効果が見られなかったというやつ。さもありなんね。さすがじゃにゃあ。

  • 脳はいかに楽なほうに傾くか、がよくわかった。
    また、身体と脳は必ずしも同期していずズレがあるということ。
    脳から見れば、芸術家や哲学者などが追い求める自由などというものは、まるで子供の夢のような概念であること。
    なにせ、私たちがなにかを意思決定する約7秒前には、すでに脳が動き出しているというのだから。
    仮に自由に類似したものを追い求めるならば、それは論理的否定や制度的反抗ではなく、偶然の研究となってしまうだろう。

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著者プロフィール

監修 池谷裕二(いけがや ゆうじ)

1970年生まれ。薬学博士、脳研究者。東京大学大学院薬学系研究科教授。神経生理学、薬理学を専門として、脳の健康に関する研究に取り組む。最新脳科学の知見を伝える著書は、4歳までの子育てを脳の生理に基づいて考えた『パパは脳研究者』(扶桑社)や、絵本作家・ヨシタケシンスケ氏と共に小学生の疑問に科学とユーモアで応える『モヤモヤそうだんクリニック』(NHK出版)など多数。

「2020年 『こころキャラ図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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