コーヒーの科学 「おいしさ」はどこで生まれるのか (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1545
感想 : 102
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062579568

感想・レビュー・書評

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  • 科学というより化学なお話し

  • 第4章に入ったあたりで飽きてきたので一時離脱、また気が向いたら続きを読みたい
    (故、とりあえずそこまでの感想)
    コーヒーが収穫されてから飲料として提供されるまでの本当に基本的な工程さえ知らずに「まあ、普段から飲んでるしな」くらいの気持ちで読み始めた身としてはそもそもの「収穫→精製→焙煎→抽出」についての部分でさえ真新しいことを目にするかのような気分で読み進めることができた
    実際上記にある読み始める前の私のような方々も多いだろうと思うので、その場合はぜひ読んでみてほしい
    きっと新たな視点が得られるだろう

    コーヒーの「科学」とタイトルにある通り、本当にあらゆる科学的視点からコーヒーについて論じているが、私自身は「おいしさの科学」のあたりで飽きてきてしまったので自分が興味を持てそうな分野から読む方がいいのかもしれない

    なんとか内容を覚えようとメモ等を取ったりしていたがおそらく数ヶ月後には忘れてしまっているだろう、なんとも嘆かわしい

  • 読むと何故か眠くなっちゃう不思議な本で読了に半年かかった…根っからの文系なので…科学的に丁寧にコーヒーを紹介してくれて、知らない淹れ方とかもあって気になります!筆者は本当にコーヒーが大好きなんだなと思います。
    ただ、全体的に「諸説ある」「まだはっきりと分かっていない」という結論が多いので、何となくふにゃっとした読了感だけど、まだまだ謎が多いってことなんでしょうね…
    もっとコーヒーを味わいたくなる一冊でした。面白かった!

  • 619-T
    閲覧新書

  • コーヒーが好きでおいしいコーヒーを求めることを突き詰めすぎて、コーヒーで起きている科学的な現象を全部確認してしまいましたという感じの本です。
    確かにコーヒー豆は生物で育成条件には地学的な条件が必要で、コーヒー豆に熱を加えて焙煎するところで化学的な変化が発生して、お湯に抽出する際には物理的な動きが絡んでくると……なるほど確かに理科の全分野を総動員しないと解明できないものだったのですね。
    それでも最後は室温とかでもおいしさが変わるので、全部を理解しても必ずおいしいコーヒーが作れるというものでもないようで……。

  • コーヒーの謎に科学で迫る一冊

    所蔵情報:
    品川図書館 619.8/Ta85

  • 理系の単語に慣れてない私にとってはしばしび理解に苦しむところがあったが、いままで飲むだけでしかなかったコーヒーがどのようなプロセスを通じてその段階に至っているかを理解できて面白かった。
    おいしさはには情報も関与してあると書いてあったが、おそらく本当だろうなと思った。

  • 珈琲について科学的に分析した本。
    高校生程度の化学・生物に関する知識があれば、苦労なく読めるのではないか。
    コーヒーノキに関する植物としての分析から、コーヒーのおいしさに関する豆の化学物質の分析までをわかりやすくおこなっている。
    同じ筆者の著書である「珈琲の世界史」と合わせ読むことで、コーヒーに関する基礎的な知識を得ることができるだろう。

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著者プロフィール

滋賀医科大学医学部医学科 病理学講座(微生物感染症学部門)准教授。
1969年、長崎県生まれ。京都大学大学院薬学研究科修了後、博士課程在籍中に滋賀医科大学助手へ。博士(医学)。2020年より現職。専門は、がんに関する遺伝子学、微生物学。講談社ブルーバックス『コーヒーの科学』などコーヒー関連の著書も。

「2022年 『最小にして人類最大の宿敵 病原体の世界 歴史をも動かすミクロの攻防』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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