ハイデガ-入門 (講談社選書メチエ)

著者 :
  • 講談社
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レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062580601

感想・レビュー・書評

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  • フッサールの現象学をヒントに独自の「欲望論」の立場を構築した著者が、やはりフッサールのもとで哲学を学びながら独自の思想を築いたハイデガーの『存在と時間』について解説している本です。

    著者は、ハイデガーの「存在の歴史」についての構想には立ち入らず、『存在と時間』の既刊部分を実存哲学の書として読み解いています。ただし「実存哲学」といっても、著者自身の「欲望論」の観点から『存在と時間』の議論を理解しようとする試みとなっています。そうした立場から、ハイデガーがおこなっている本来性/非本来性の区別に対して、現象学的な意味の分析にとって外的な評価軸を持ち込んでいるという、レーヴィットらと同様の批判がおこなわれています。

    ハイデガーの思想そのものを解説したものではなく、著者自身の立場からハイデガーの議論を整理し、読者を哲学そのものへと導く本だといえるように思います。

  • 「存在と時間」と時間に関する部分は読みやすい。
    後期ハイデガーは思想自体がそもそも難しくわかりにくかった。

    入門と書いてある本で、本当に何の前提知識もなく読めるものは少ない。本書もカントやニーチェに関する知識が多少なければ理解できない。

  • 2008

著者プロフィール

1947年生まれ。哲学者。早稲田大学政治経済学部卒業。現在、早稲田大学国際教養学部教授。主な著書に、『プラトン入門』、『言語的思考へ』、『人間的自由の条件』、『完全解読 カント『純粋理性批判』』、『完全解読 フッサール『現象学の理念』』ほか多数。

「2017年 『ハイデガー入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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