宝塚 消費社会のスペクタクル (講談社選書メチエ 147)

  • 講談社 (1999年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784062581479

みんなの感想まとめ

宝塚歌劇の歴史を深く掘り下げ、モダニズムやジェンダーの視点から考察する内容が特徴です。著者は、宝塚歌劇の舞台装置そのものの性格を歴史的・社会的観点から論じることで、その成立と発展を読み解こうとしていま...

感想・レビュー・書評

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  • 久生十蘭など近代日本文学の研究者である著者が、宝塚歌劇の歴史をたどりつつ、モダニズムやジェンダーなどのテーマをすくいあげ考察している本です。

    本書は、劇の具体的な内容に立ち入って批評をおこなっているわけではなく、宝塚歌劇という舞台装置そのものの性格を主として歴史的・社会的な観点から論じており、いわゆる阪神間モダニズムの枠組みのなかで宝塚歌劇の成立と発展を読み解く試みだといってよいと思います。宝塚歌劇とそのファンとの関係についても多少問題提起がおこなわれてはいるものの、それほどくわしい議論が展開されているわけではありません。そうした意味で、宝塚歌劇の歴史に関心をいだく読者にとってはおもしろい本なのかもしれませんが、宝塚歌劇のファンにはすこしもの足りないと感じられるのではないかという気もします。

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著者プロフィール

文芸・演劇評論家、大学講師など。宝塚関係の著作に、『宝塚──消費社会のスペクタクル』(講談社選書メチエ)、『宝塚というユートピア』(岩波新書)。最近の論文「GHQ占領期の宝塚歌劇」(『占領期文化をひらく──雑誌の諸相』早稲田大学現代政治経済研究所研究叢書26、二〇〇六年八月)、「宝塚歌劇の近代と脱近代」(仮題)(『國文学──解釈と鑑賞』別冊近刊)など。二〇〇七年二月に杉並区で宝塚をテーマに講演予定、どうぞよろしく。

「2006年 『宝塚アカデミア28』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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