知の教科書 キリスト教 (講談社選書メチエ)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 53
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062582490

作品紹介・あらすじ

よく聞くけれど正しくは知らない世界。聖書には何が書かれているか。一神教とはどのような考え方か。ユダヤ教との違いは何か。日本人がなかなか理解できにくいキリスト教の基本を、様々な角度から平易に解説する。

感想・レビュー・書評

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  • 170211 中央図書館
    読み物として結構面白い。

  • キリスト教について初歩から書いている本ですが、大変詳しくカトリック、ギリシャ正教、プロテスタントの違いが書いてあったり、天使と悪魔、カトリックの聖者信仰の仏教との共通性など、著者の見る眼が興味深いです。キリスト教に対して変に理解がある内容もあると思うと、逆にイエス・キリストをただの男として冒涜とも思われるような表現も出てきたり、著者の立場の融通無碍さを感じ、やや憤りを覚えました。しかし、キリスト教とユダヤ・イスラム教の違い、何故クリスチャンにとってはキリストがこれほど大きな心理への影響があるのかなど、信者の心理についての分析は面白かったです。

  • NDC分類: 190.

  • 私が宗教オタク始めることになった、きっかけの本です。

  • キリスト教を中心にユダヤ教、イスラム教の歴史と教義を学べる一冊。
    前半は三つの宗教の歴史を説明し、後半はQ&Aのような形で色々な宗教の疑問に答えている。
    内容も非常にわかりやすいので、アブラハム宗教の入門書として愛用されるべき本だと思う。

  • 最近読んでみたけどなかなかおもしかったです。
    基礎的な事とか思い出したし、新たにへぇ〜と思ったことも。
    キリスト教をやりたい人にはなかなかオススメの一冊かも。
    図書館で借りて読んだのですが、家にも一冊置いておきたい。
    わかりやすく思想や資料の事が解説されてるしまとまってる。

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著者プロフィール

比較文化史家・バロック音楽奏者。東京大学大学院比較文学比較文化修士課程修了。同博士課程、パリ大学比較文学博士課程を経て、高等研究所でカトリック史、エゾテリズム史を修める。フランス在住。著書に『ヨーロッパの死者の書』『キリスト教の真実』『女のキリスト教史』(以上、ちくま新書)、『ジャンヌ・ダルク』(講談社学術文庫)、『ローマ法王』(角川ソフィア文庫)他多数。著者のホームページhttp://www.setukotakeshita.com/

「2021年 『疫病の精神史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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