世界システム論で読む日本 (講談社選書メチエ)

著者 :
  • 講談社
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062582667

作品紹介・あらすじ

世界の近代化はいかに成しとげられたのか。なぜ日本だけが、非西洋世界でいち早く近代化をとげたのか。ブローデル・ポランニーの理論を包摂し、ウォーラーステインを超えて展開する、画期的世界システム論。

感想・レビュー・書評

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  • 著者の山下氏は、社会学と経済学をあわせた「世界システム論」を始めたE・ウォーラーステイン氏に、直接学んだ唯一の日本人だそうだ(wikipediaより)。

    世界システム論(全4巻予定で、まだ未完結)では扱われていない日本の立ち位置を著者が定義し、長い16世紀の西欧が日本に影響されたのではなく、世界全体の各地域で16世紀から新たな世界システムを構築している考えを述べているのが、本書の売りだと思う。

    世界システム論の基本用語がわからないと理解できないので、世界システム論が分からない人はそれを読むべきだと思う。その中で、ブローデルの「地中海」、ポランニーの「大転換」などの理論もわかるとわかりやすい。

    とにかく、本を読むために前提条件の知識が必要だと感じたが、知的には刺激される本だと思う。

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著者プロフィール

山下 範久(ヤマシタ ノリヒサ)
1971年生まれ。立命館大学国際関係学部教授。専門は歴史社会学、社会理論、世界システム論。主な著書に『現代帝国論』 「世界システム論で読む日本』、訳書に『リオリエント』がある。

「2019年 『教養としての 世界史の学び方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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