満鉄全史 「国策会社」の全貌 (講談社選書メチエ)

著者 :
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レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062583749

作品紹介・あらすじ

「陽に鉄道経営を装い、陰に百般の施設を実行する」満洲支配の尖兵。だが政・官・軍の対立と場当たり的政策に翻弄された「国策会社」は、必然的に破綻する運命にあった。創立一〇〇周年を機に、近代日本を体現する矛盾と迷走の全歴史をたどりなおす。

感想・レビュー・書評

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  • 日露戦争から第二次世界大戦の敗戦まで、満洲国の中核を担ってきた満鉄。その政治的な経緯をひもときながら、なぜこの国策会社が実を結ばずに終わったのかを明らかにしています。
    それにしても、文体が古風な印象を受けましたが、大学の2つ下だとは驚きでした。

  • 2006年刊行。著者は人間文化研究機構国文学研究資料館助手。国策会社というよりも、満州地域の支配機構ともいうべき「南満洲鉄道株式会社」。その成立から日本敗戦・満州国崩壊までの道程を検証していく。

  • 政治史的枠組から満鉄の活動を簡潔に描いている。

    各時代をコンパクトに整理しており、学生の導入としてもいい資料となっていた。

  • 満鉄について、ここまで書き上げる情熱はどこから来るのか?スゴイとしか言いようがない。

  • 選書だから読みやすいのは読みやすいけれど、実証的であるがため​に事実関係の記述が細かく、一度読んだだけでは全ては頭に入らな​い。時間をおいてまた読み直そう。

  • 満鉄誕生から終焉までの歴史。豊富な資料に裏付けられてる。
    日本の国内政治や世界の流れに翻弄され続けた国策会社としての満鉄の歴史をたどることで、今の日本を見直すきっかけを作者はつくろうとしたらしい。

  • 読まなきゃ

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著者プロフィール

1966年愛知県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業後、証券会社勤務を経て、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。専門は日本近現代史、歴史記録(アーカイブズ)学。人間文化研究機構国文学研究資料館准教授。主な著書に『「大日本帝国」崩壊―東アジアの1945年 』(中公新書) 、『満蒙開拓団――虚妄の「日満一体」』 (岩波現代全書) 、『国民国家と戦争 挫折の日本近代史 』(角川選書)、『近代日本と満鉄』『枢密院の研究』(ともに共著、吉川弘文館)など。

「2019年 『満鉄全史 「国策会社」の全貌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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