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- Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062583954
作品紹介・あらすじ
受け入れ、養う。それが父親の役割だ。望まずしてイエス・キリストの父となった聖ヨセフ。聖書にはほとんど言及のなかった一人の「父」がすべての「父」のモデルになったのはなぜか。ヨセフ像の変遷をたどりながら、現代に必要とされている真の父の「ありかた」を考える。
感想・レビュー・書評
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著者はクリスチャンではありませんが、その視線は温かく、共感を呼ぶものでした。始めから聖女として崇められ信仰の対象になっていたマリアと違って、許嫁が宿した身許不明の子を信仰によって我が子として育て、守り続けたヨセフの温かさに惹かれます。
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ヨセフがキリスト教世界においてどのように理解されてしたか、また、当初の看過され、揶揄される存在から、様々な時代の要請によって変容し、民衆に支持される存在となっていった過程が理解できます。
また、脇役の人生を全うし、謙虚と誠実の模範となったヨセフの生き方に学ぶべきところがあると論じます。
テーマは興味深いのですが、文章が散文的で、話があちこちするので何が言いたいのか掴みづらく、読むのに苦労しました。 -
烏兎の庭 第三部 書評 5.3.08
http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto03/bunsho/joseph.html
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