イスラーム教 「異端」と「正統」の思想史 (講談社選書メチエ)

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  • 講談社
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感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062584463

作品紹介・あらすじ

「最終預言者」ムハンマド亡き後、「信仰」の正しさは誰が決めるのか。あくまで信仰の純正性を追究する「極端派」、生活との「妥協」を計るその他の多数派。イスラーム教は両者の対立・抗争のダイナミズムから誕生した。イスラーム教形成のプロセスを根源から考察し、ムハンマドが創始した新たなる宗教がスンナ派、シーア派に分かれ、われわれの知る「イスラーム教」になるプロセスを読み直す、スリリングな思想史の登場。

感想・レビュー・書評

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  • イスラム教シーア派の立場からイスラム教の分派成立の
    歴史について書かれた本。イスラムと一口に言っても
    様々な立場、考え方があること。イスラムにおける分派
    のメカニズムなどがわかりやすく書いてあった。

    全体として丁寧にわかりやすく書いてある本だとは思う
    のだが、さすがに歴史を扱うとなるとイスラム系の人名
    がなかなか頭に入らなくて難儀した(苦笑)。

  • イスラム教の宗派である、シーア派の視点から、イスラム教成立から、教理等が確立していった11世紀までの流れを追った作品。

    自分ではイスラム教もそれなりに理解したうえで読んでみたつもりだが甘かった。まだまだ宗派や学派などの基礎知識が足りず、理解することはできなかったような気がする。

    もう少し周辺的な基礎的な言葉を学んだうえで再読しようと思った・

  • イスマーイール派などの研究で知られる著者が、イスラームにおける「異端」の成立過程を分析し、検討している。文章が堅く、難解で、やや専門的なため予備知識が必要だが、冷静な筆致で特にシーア派のついて、学術的視点から検証している。

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著者プロフィール

東京大学准教授(博士):アジア文化研究専攻イスラム学講座(思想史)
著書:『イスラーム教―「異端」と「正統」の思想史』『図説イスラム教の歴史』他

「2021年 『ドゥルーズ派の誕生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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