洋服・散髪・脱刀 服制の明治維新

  • 講談社 (2010年4月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784062584647

みんなの感想まとめ

明治維新における洋服の導入とその背景に迫る本書は、日本の伝統的な服装から西洋スタイルへの移行の過程を詳細に描いています。読者は、着物やちょんまげ、刀といった日本独特の文化がどのように変化していったのか...

感想・レビュー・書評

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  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/704594

  • 着物にちょんまげに刀。この日本独特のスタイルが西洋の形にどのようにしてなっていったのかが分かる本。オススメされて読んだけどとっても面白かった!

    ちょんまげは断髪令、刀は廃刀令が出されたという事は教科書でも載っているから知っていた。でも着物はだんだん偉い人が洋服を着始めたから、自然にみんな着始めたのかな?と特に不思議にも感じていなかったのだが、着物から洋服に変わるまでこんなにも大変で色々な事が起こっているとは全く知らなかった。

    明治天皇皇后の女官の反発、燕尾服を着たくなくて仮病を使う大名、警察と軍隊の対立など、長年の文化を急激に変化させる事への苦悩と混乱がとても良く分かった。

  • 江戸から明治へ。発想やシステムの変革はドレスコードの刷新も必然した。悩んだのは、維新の元勲だけでなく、刀を持ちたい士族や丁髷にこだわる庶民たち。衣服の問題が政治と密接に関わる「変革」だった消息を示唆する新しい研究、面白い。

    明治最初期に設置された、大教宣布のための宗教官吏「教導職」(1872-1884)が、洋式礼装を嫌う人間のハケ口になっていたことには、おじさんもすこし驚いたw

  • 明治になってから、洋服が入ってきた。面白い。
    学生、警察、郵便局、消防士などの制服は現在はもちろんほぼ洋服であるが、こうした制服が洋服であるのは、明治時代の政治家たちが洋式服制を採用したことにある。

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著者プロフィール

1977年東京都生まれ。中央大学大学院博士後期課程修了。博士(史学)。中央大学文学部日本史学専攻兼任講師を経て,現在は日本大学商学部准教授。専門は日本近代史。
2018年度のNHK大河ドラマ「西郷どん」軍装・洋装考証。2020年度のNHK連続小説ドラマ「エール」風俗考証を担当。「武田鉄矢の昭和は輝いていた」(BSテレ東)などテレビ出演多数。
主要著作に
『洋服・散髪・脱刀』(講談社選書メチエ,2010年)
『明治国家の服制と華族』(吉川弘文館,2012年)日本風俗史学会江馬賞受賞
『京都に残った公家たち』(吉川弘文館歴史文化ライブラリー,2014年)
『三条実美』(吉川弘文館,2016年)
『帝国日本の大礼服』(法政大学出版局,2016年)
『公家たちの幕末維新』(中公新書,2018年)
『古関裕而』(中公新書,2019年)ほか。

「2021年 『セーラー服の誕生 女子校制服の近代史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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