名作英文学を読み直す (講談社選書メチエ)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 34
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062584937

作品紹介・あらすじ

『秘密の花園』『赤毛のアン』=少女小説。『ロビンソン・クルーソー』『ホビット』=冒険小説。そう思い込んできたみなさん、慣れ親しんできたこうした作品には技アリ、しかけアリ、意外な意味がたくさん隠されているものです。「東大生だって、英文学に通暁しているわけじゃない。恥ずかしながら五十路になってやっと、そんな学生たちの微妙な空気を読み取っておもしろおかしい講義ができるようになった(はず)」とのたまう東大教授が、豊穣な英文学の世界に案内。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館本。 これをきっかけに、ト ールキンのホビットを著者の訳で読んだが、読みやすかった。瀬田訳も昔から雰囲気を味わうのが好きだ。翻訳の難しさと面白みが垣間見え、過去によんだ作品を再読したいと思う切っ掛けになった一冊です。

  • 単純に面白かったw
    すべて幼い時に読み、さらに大人になってから読み直したことがある作品たちだったので、大人になって感じた違和感の理由に思い至り「あぁ、なるほどそうだったのね!」と、なんだか気分が爽快になりました。
    外国語が堪能ではないので、翻訳作品を読む時は本当に翻訳される方に足を向けて寝られないなと思うのですが(極々たまに足向けて寝てやろうかと思う時もありますけどね)、「翻訳」そのものに目を向けてみるとこんなにもドラマチックなのかと、そう感じられる章もありました。

  • 翻訳本が苦手である。あの独特な文体が。
    それもあって『赤毛のアン』『秘密の花園』など敬遠していたけれど、これを読むと、なかなかどうしておもしろそうじゃないか。比較文学とかも興味あるしなぁ。とりあえず、ディケンズを読もうと思う。

    翻訳者と言うのもいいなと思った時代もあったけれど、いかに原書を理解していなければならないのかが想像できてからは恐ろしくてとてもそんなこと言えなくなった。日本語の文章だって碌に読解できないのに、何のコノケーションも常識も持ち合わせてない外国文学を理解できますか?とてもとてもそんな自信はない。ダールなんか訳せたら楽しいだろうけど、今のところ一読者として楽しみます(とか言いつつ柳瀬訳も微妙とか思っちゃうんだよな)。

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著者プロフィール

山本 史郎
山本史郎:東京大学大学院総合文化研究科教授

「2014年 『東大の教室で『赤毛のアン』を読む 増補版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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