マーケット・デザイン オークションとマッチングの経済学 (講談社選書メチエ)

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著者 : 川越敏司
  • 講談社 (2015年2月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062585965

作品紹介

マーケット・デザインとは、より良い制度・ルールの設計・改革を行う経済学の最先端分野である。結婚、就職、学校選択、臓器移植……。この世界には市場メカニズムが利用できない問題が数多くある。基礎となる市場理論やゲーム理論などを解説したうえで、グーグルなどもその研究と実践に取り組むマーケット・デザインの最新成果をその課題とともに具体的に紹介する。

マーケット・デザイン オークションとマッチングの経済学 (講談社選書メチエ)の感想・レビュー・書評

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  • 出だしは良かったが結局はミクロな話に纏まった

  • マーケット・デザイン 川越敏司著 制度設計になう経済学の先端
    2015/3/8付日本経済新聞 朝刊

     就職先や学校の選択、臓器移植、電波の周波数免許の割り当てなどは、単純な市場メカニズムに解決を任せられない。こうした問題に対応できるような制度やルールを設計するのがマーケット・デザインだ。経済学のなかでも注目され、近年の進歩が目立つ分野である。







     制度設計に利用するのは「オークション(競売)」と、望ましいペアを成立させる方法を探る「マッチング」が二本柱だ。国際的に活躍する気鋭の学者が、それぞれの理論の成り立ちや研究成果について、エッセンスに絞って基本から紹介する。


     オークションでは「1位の価格を入札した人が落札し、2位の入札価格を支払う」方式が理論上は望ましいと知られており、導入例も少なくない。本書では学生らを集めてそれが別の方式とどう違うか実験した結果や、実際のオークション会場での観察をもとに、理論と実践のギャップを探った点に読み応えがある。


     米グーグルの広告枠の販売に用いられるオークション方式の問題点や、結婚相手を探すパーティーのマッチングの仕組みなど、身近な事例もふんだんに盛り込まれている。著者も認めるように、こうした仕組みを現実の社会問題に導入するにはなお時間がかかるだろうが、経済学の先端をうかがえる一冊だ。(講談社・1650円)

  • 【個人メモ】
    ・書店予約済。実験経済学の入門書と『経済学に脳と心は……』でお世話になったので期待。ツイッター情報では、著者はプロブレム作者らしい。すごい(小並感)


    ・内容紹介
    “マーケット・デザインとは、より良い制度・ルールの設計・改革を行う経済学の最先端分野である。結婚、就職、学校選択、臓器移植……。この世界には市場メカニズムが利用できない問題が数多くある。基礎となる市場理論やゲーム理論などを解説したうえで、グーグルなどもその研究と実践に取り組むマーケット・デザインの最新成果をその課題とともに具体的に紹介する。”
    http://bookclub.kodansha.co.jp/product?code=258596&_ga=1.22756859.1975943170.1424106860

    【目次】
    プロローグ
    第1章 市場メカニズムと情報の問題
    第2章 戦略的行動と市場-ゲーム理論による分析
    第3章 オークションの基本原理
    第4章 複数財オークションのケーススタディ
    第5章 マッチング理論の諸問題
    エピローグ

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