氏神さまと鎮守さま 神社の民俗史 (講談社選書メチエ)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062586481

作品紹介・あらすじ

日ごろ意識することは少なくとも、初詣や秋祭り、七五三のお宮参りと、私たちの日常に神社は寄りそっている。我々にとって、神とは、そして日本とはなにか? 民俗調査の成果をふまえ、ごくふつうの村や町の一画に祭られる「氏神」や「鎮守」をキーワードに、つねに人びとの生活とともにあった土地や氏と不可分の神々や祭礼を精緻に探究。日本人の神観念や信心のかたちとしての神や神社の姿と変容のさまを、いきいきと描き出す。

感想・レビュー・書評

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  • 想像してたのと違って、ゴリゴリの歴史学の本だった。氏神とか鎮守というものが、中世・近世の人々にとってどんなものでどんな信仰を集めていたか、ライトに説明してるのかと思ってたのだが、初っ端から文献・古文書の奔流でなかなかに歯ごたえのある内容。
    も少し硬派なタイトルつけてくれれば、、、と思いつつ、読んだら読んだで面白い。

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著者プロフィール

1948年、広島県生まれ。早稲田大学第一文学部史学科卒業、同大学院史学専攻博士課程修了。国立歴史民俗博物館教授・総合研究大学院大学教授。民俗学(社会学博士)。『神々の原像』『柳田民俗学の継承と発展』(吉川弘文館)、『なぜ日本人は賽銭を投げるのか 民俗信仰を読み解く』(文藝春秋)、『日本人の縁起かつぎと厄払い』(青春出版社)など多数の著作がある。

「2022年 『民俗学がわかる事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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