なぜ世界は存在しないのか (講談社選書メチエ)

制作 : 清水 一浩 
  • 講談社 (2018年1月13日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062586702

作品紹介・あらすじ

今、世界中で注目される気鋭の哲学者マルクス・ガブリエル(1980年生)。その名を一躍有名にしたベストセラー、待望の邦訳!
20世紀後半に一世を風靡し、ジャック・デリダやジル・ドゥルーズなどに代表される「ポストモダン」と呼ばれる潮流以降、思想界には多くの人の注目を浴びるような動きは長らく不在だったと言わざるをえません。
そんな中、21世紀の哲学として俄然注目されているのが、新たな実在論の潮流です。すでに邦訳が紹介されているカンタン・メイヤスー(1967年生)は「思弁的実在論」を主張し、今日の思想界をリードする存在となっています。それは「人間が不在であっても実在する世界」という問いを投げかけ、数多くの議論を巻き起こしましたが、その背景にはグローバル化が進んで国家や個人の意味が失われつつある一方で、人工知能の劇的な発展を受けて「人間」の意味そのものが問われつつある今日の状況が存在していることは間違いないでしょう。
こうした新たな問いを一挙に多くの人に知らしめたのが、本書にほかなりません。「新しい実在論」を説く著者ガブリエルは1980年生まれ。2009年に史上最年少でボン大学教授に就任したことも話題になりましたが、2013年に発表された本書が異例のベストセラーになったことで、一躍、世界的スターになりました。
本書のタイトルにもなっている「なぜ世界は存在しないのか」という挑発的な問いを前にしたとき、何を思うでしょうか。世界が存在するのは当たり前? でも、そのとき言われる「世界」とは、いったい何を指しているのでしょう? 「構築主義」を標的に据えて展開される本書は、日常的な出来事、テレビ番組や映画の話など、豊富な具体例をまじえながら、一般の人に向けて書かれたものです。先行きが不安な現在だからこそ、少し足を止めて、気鋭の哲学者とともに「世界」について考えてみることには、とても大きな意味があることでしょう。
「です、ます」調の親しみやすい日本語になった今注目の書を、ぜひ手にしてみてください!

なぜ世界は存在しないのか (講談社選書メチエ)の感想・レビュー・書評

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  • エンドロールで触れられている世界との処し方に著者の想いが凝縮されているのだと感じると共にすべてを包摂する基本構造なるものを断念することから歩みを続けるという考え方がとても共感できた。

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