仮面うつ病―隠された心の危機 (健康ライブラリー)

著者 :
  • 講談社
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レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062592154

作品紹介・あらすじ

原因のはっきりしない頭痛、腰痛、めまい、下痢などは「仮面うつ病」が疑われます。身体症状に隠れたうつ病に気づかないと、最悪の場合、自殺にいたることも。正体がうつ病であるとわかれば投薬と十分な休息でかならず治すことができます。リストラや受験、子育てなどのストレスでうつ病が増えています。うつ病にならないための心のケア、家族と職場の対処法もあわせてご紹介します。

感想・レビュー・書評

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  • 仮面うつ病について知りたくて読書。

    仮面うつ病とうつ病。うつ病とうつ状態の違いを知ることができた。

    うつ病は心の風邪なので誰でもかかる可能性があるものである。特に几帳面で真面目な国民性がある日本人はかかりやすいのかもしれない。さらに恥の文化もあるので余計に通院を嫌がる傾向がありそうだ。

    興味を持ったのは、
    5 仮面うつ病とまぎらわしい病気の中の人格障害。

    人格障害は、
    1.妄想性人格障害
    2.分裂病質人格障害
    3.分裂病型人格障害
    4.反社会性人格障害
    5.境界性人格障害
    6.演技性人各障害
    7.自己愛性人格障害
    8.回避性人格障害
    9.依存性人格障害
    10.強迫性人格障害
    の10種類があるらしい。

    厳密に見ると自分も該当しているものがあるのではと思ってしまうが、人格障害の人は自覚が全くないので、その差だと思う。

    人格障害は遺伝要因と環境要因が考えられ、うつ病とは異なる治療が必要である。また、治療期間も長くなる。しかし、その多くが改善させることできるものである。

    心の中は泣いていてもそれを周りへ悟らせないために躁状態を演じ、一見明るく振る舞うこと医学的に躁的防衛と呼ぶらしい。

    仮面うつ病の予防法は確立されていない。しかし、ストレスをコントロールすること。完璧主義や几帳面さなどものの考え方など習慣、癖を変えることで予防へ役に立つらしい。

    勉強させてもらった。
    p173ストレス度チェックは4個。

    読書時間:約45分

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著者プロフィール

1947年生まれ。医学博士。心療内科医。心療内科専門医。日本摂食障害治療研究所所長。東京医科歯科大学医学部卒業。1983年から国家公務員共済組合連合会九段坂病院内科に勤務。2007~2013年同病院副院長。2013年4月より現職。日本心身医学会名誉会員。日本摂食障害学会功労会員。日本心療内科学会副理事長。日本摂食障害協会副理事長。医療科学研究所評議員、など。2010年第6回ヘルシー・ソサエティ賞(医療従事者部門)受賞、2013年国家公務員共済組合連合会「今井賞」受賞。著書に、『ストレスの科学と健康』(朝倉書店)、『よくわかる心療内科』(金原出版)、『心身症を治す』(保険同人社)、『拒食と過食は治せる』『仮面うつ病』(以上、講談社)、『軽症うつ病』(全日本病院出版会)、『人はなぜ「いじめ」るのか』(シービーアール)など。監修書に、『安心できる 心療内科のかかり方・選び方』(実業之日本社)、『働く人の新メンタルヘルス──心の健康[最新アプローチと職場復帰支援]』(社会保険出版社)、『ちゃんと知りたい はじめての心療内科ガイド』(洋泉社)など。

「2020年 『心療内科医が教える 家庭でできるセルフメンタルケア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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