母を棄ててもいいですか? 支配する母親、縛られる娘 (こころライブラリー)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 172
レビュー : 24
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062597050

作品紹介・あらすじ

娘たちが母から解放されるためには、二つのことに気づく必要がある。「私の母はモラ母だ」ということと、「自分は母に愛されていなかった」ということだ。本書に登場する娘たちは、気づくことで母との決別への意志が生まれること、そして生き直すためのスタート地点に立てることを証明してくれた。

感想・レビュー・書評

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  • モラ母を持つ娘として読んだ。ここに書かれているほどではないけど、モラ母の特徴はほとんど当たっていて、自分が間違ってなかったと認識するのに良かった。自分は絶対にこのような母親にはならないように気をつけようと思う。

  • モラル ハラスメントをしてしまう母(モラ母)と、その娘のことについて紹介されている本。

    モラ母は、子どもを自分の思い通りにしたいという思いで、子どもを縛ってしまいます。その縛り方は、実に様々。中には「子ども想いのしっかりとした母親」に見えてしまうことも。

    「落とし穴」がたくさんあり、我々支援者はそこを見落とさないよう気をつけなくてはと思いました。

    「子どもは、生きのびるための最善の知恵を身につける」とのくだりには、胸が切なくなりました。
    子どもなりの「適応」が、その子どもを幸せにするとは限らない。。

    支援者は、ほんとうに気をつけて家庭を見なくてはならないと、気を引き締めた一冊でした。

  • 他人と気軽に話せる内容でもないし、理解される内容でもない。同じような扱いを受け、同じように悩んでいる人がいるって言うことがわかるだけでも、勇気をもらえる1冊。

    疑問を抱くことで、呪縛から解放されるチャンスが生まれる。まさにその通り。

  • この本を読んで、母を棄てられる決心がついたと思う。
    世間的にどうかとか、子として本能的にある親への情念、断ち切る悲しさ、それらがあってでも、自分の命や人生には代えられないのだと。

  • mixiニュースで見つけた本がやっと届きました。

    子どもを産めば皆母になってしまうわけで、産んだらその「母」が育てるしかない。
    素質とか資格とか紹介状なんかもなくても誰でも母になってしまうのです。
    その中にはどう考えても母になってはいけない人もいるはずです。

    読んでいて大変だなーと思いました。
    登場されたかたがたの辛い気持ちは本当によくわかります。

    でも特に後半三人など、明らかに異常な母です。
    悪い人です。

    私が共感するのは(ごめんなさい)信田さよ子さんの「墓守娘」のほうです。そっちのほうの母はいい人(のようにみえる)からです。そのほうがより複雑な感じがします。

  • モラルハラスメントの母を「認識し」あるていど乗り越えた人たちのエピソードいろいろ。
    ひどい、ふつうではない、というのを感じるにはいいかもしれないが筆者は専門家ではないのと、ここに書かれている事例ほどではないと思って軽視しそうで問題解決の手がかりになるかは疑問。
    もうすでに距離をとることに成功している人たちに「対決」を差し向けていたり、カウンセラーに対する不必要な一文が入っていたり、気にかかる。

  •  母娘問題(毒親)に関する本。子どもを自分の思い通りにしたいという思いで子どもを縛ってしまう母親(モラ母)とそのことに苦しみ続ける六人の娘の話。具体的に書かれており、非常に読みやすかった。
     この問題を、もっと多くの人が認識し、社会的にも認知されてほしい。離婚や子の連れ去りなどの二次被害へと拡大していく危険があり、単なる家族(母と娘だけ)の問題ではなく、社会的問題である。誰もが、二次被害に会う可能性がある。
     申し訳ないが、モラ母に支配された人の気持ちは、私には分からない。しかし、それ以外の人、特に、毒親問題や母娘問題を知らない人にこそ、読んでもらいたい。母親に苦しめられている人がいることを。

  • 友人から相談を受けて、モラ母などについて勉強しようと思って購入しました。

    母親からの強い束縛を受けていて、なかなかその状況、その異常さにきづけないという方も多いのかもしれません。
    この状況から抜け出すためには、やはり本人が「この状況から抜け出したい!」と思わないと本当に難しいと思います。
    本人がこの本を読むのは、自分の記憶やつらい体験をたどることになってしまうとは思うのですが、大きな気付きもあるらろうし、勇気づけられる内容だと思いますので、是非、本人にも読んでもらいたいな、と思っています。

  • 367.3多度
    2015.9.22

  • 「母とうまく行かないと思っている人は一歩引いて母の事を冷静に見てみるといい」という言葉に頷きながら読んだ。母は自分を愛していなかったと気が付いた…というところでは涙が止まらなかった。母性が培われないまま母親になり、母のなった後にも母性に目覚めることのなかった側にも恵まれない環境での生育歴があるのではないか?とは思う。だからといってこちらが無慈悲に愛情を返さないといけないと縛られるのはおかしい。母を棄てるというのは衝撃的なタイトルだが、内容はACにとって欠けているとされる自分を大切にする、自分の人生を自分のため生きるために必要な母の捉え方が書かれている

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著者プロフィール

結婚直後から夫による精神的暴力を受け続け、結婚19年目にインターネットで「モラル・ハラスメント」を知り、調停を経て離婚。2003年にポータルサイト「モラル・ハラスメント被害者同盟」(http://www.geocities.jp/moraharadoumei/)を立ち上げ、管理運営を行う。サイトの掲示板は夫からの精神的DVに苦しむ妻たちの交流の場となっている。著書に『家庭モラル・ハラスメント』『母を棄ててもいいですか?』(ともに講談社)がある。

「2013年 『「モラル・ハラスメント」のすべて  夫の支配から逃れるための実践ガイド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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