- Amazon.co.jp ・本 (146ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062597197
作品紹介・あらすじ
発達障害の息子が、思春期に突入!
どーする、子育て!?
漫画家ママのドタバタ「体験コミックエッセイ」
ADHD(注意欠如・多動症)とは……
「不注意」「落ち着きのなさ」「衝動を止められない」などの特徴が出る
発達障害の一種です。
こんな特性をもつ息子・リュウ太くんが、
「むずかしい年頃」をむかえたから、さあ大変!
●中学校ではどう支援してもらう?
●ADHDのことを、本人や周囲にどうわかってもらう?
●クラスメートとの関係、大丈夫かしら!?
●「反抗→親子ゲンカ」の悪循環をどうしよう!?
●成績が大ピンチ! 進路選択どーするのっ!?
ケンカっ早く、忘れ物だらけ、「やりたい」と思ったら止められない。
そしてついに、家のお金に手をつけて……。
問題だらけでも「かわいい我が子」に、親はどう向き合ってきたのか?
一気読み必至の傑作です。
思春期前までを描いた『漫画家ママの うちの子はADHD』(既刊)とともに
お楽しみください!
感想・レビュー・書評
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ADHDの息子を持つ著者の体験談をわかりやすく漫画に。
その障害の特性や、その子にとってどのように世界が見えるのかとかは実体験してみないとなかなかわかりにくいもの。そんな子を育てる時の難しさや悩みなど、軽妙な感じで読みやすく描写されていてよかった。
だけど、実際は漫画で表現されているよりももっと大変なんだろうなぁと推察。周りの理解やサポートは大事だなと感じました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
わっかりやす!保護者の思い、感じ方、一緒に暮らす上でどこが困るのか。勉強になる〜。幼少期編や、進路選択について、人付き合いがテーマの本、といろいろ書かれてるみたいなので、順をおってチェックしていこうと思う。
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周りから理解されづらい子のことが、マンガでわかりやすく描かれています。知っておくことが大事ですね。
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正面から喧嘩してるな。あるある。
その上その喧嘩の原因が想像つきにくかったり、説明できなかったり、取り除きようのないものだったり。
そうすると衝突は増えるし、何も対処法がないし、どんどんどんどん疲れてくる。
じゃあ正面からの喧嘩を避けたらいいんじゃないか…と周りは思うし言うけれど、そう簡単に行くなら苦労しないのよね。
でも、先生と相性よかったのは本当によかったですね。
そこもダメだと本当に生きるの辛くなっちゃう。 -
わかりやすくかいてある
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こんな感じの子あるあるだなぁ、と思いながら見ていた。
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続編。お借りしました。
漫画なので余計に読みやすい。
そして、分かりやすい。
ADHDの子への対応の心得みたいなものが、詰め込まれているので参考にしたいと思いました。
がんばります! -
具体的な体験談がたくさん紹介されていてわかりやすかった。思春期のADHD男子の様子がかなしろさんのマンガで本当によくわかった。
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ADHDの子どもの思春期の親子バトルを描いた本というのは、なかなかない。親本人がマンガにしているので、伝わってくるものがすごく強い。子どもの特性を理解することにも役立つし、大人の関わり方にもいろいろあることもわかる。
専門家の田中先生の解説はこの巻でも端的で分かりやすい。
特に参考になったのは、
「子どもを責める前に、むしろ「彼らが失敗してしまうような状況をついついセットしてしまった僕たちの問題」と反省して、修正案を呈示したほうが平和的に解決できる可能性が高い」というところ。(p128)
子どものことを考えたよきアドバイスが目白押し。
巻末には周りの子に特性を理解してもらうための「○○通信」のフォーマットも付属。