認知症と見分けにくい「老年期うつ病」がよくわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)
- 講談社 (2013年9月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (102ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062597784
作品紹介・あらすじ
●「うつ」で死なない、死なせない!! もの忘れの多さ、長引く体の不調に要注意!
「老年期うつ病」とは65歳以上の年代にみられるうつ病のこと。今や10人に1人がかかるとさえ言われています。
老年期うつ病は認知症とよく似た症状を示すことがあります。「もの忘れの多さ」などから認知症の始まりを心配して受診し、うつ病と診断される人も少なくありません。
うつ病は、体の病気をこじらせて死亡率を高めたり、自殺の原因になったりするなど、命にかかわることもある病気です。
見逃されやすい高齢者のうつ病=「老年期うつ病」の、要注意サインから治療法までを徹底解説します。
感想・レビュー・書評
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内容 :
もの忘れ=認知症とはかぎらない! 見逃されやすい「老年期うつ病」を、事例とともにイラストを交えてわかりやすく解説。
最新治療法や再発を防ぐ暮らし方も紹介する。
著者 : 三村將
2017/1/13 借りる。 読み始める。 読み終わる。
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高齢になるほど「うつ」は増えるという現実。高齢者は皆能天気な好々爺とばかり思っていたが、違うということである。いきなりガツンと自らの常識の軌道修正を求められる。10人に1人が老年期うつ病に罹患し、若い人以上に多彩な現れ方をする。これを防ぐための最も有効な精神療法が認知行動療法。うつに陥りやすい行動パターンというのがあって、これを修正するのが基本。「物は考えよう」と心の受け止め方を改めるのが肝要。最新の治療法、再発防止策など、豊富なイラストと図解がわかりやすい。
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三村 將 (監修)
高齢で「認知症」が心配される場合、じつは「うつ病」であることが少なくない。見逃されやすい高齢者のうつ病。要注意サインから治療法まで徹底解説。正しい知識を示し、早期発見・早期治療に役立てる。