子どもの危険な病気のサインがわかる本 (健康ライブラリー)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062598576

作品紹介・あらすじ

【0~6歳児の保護者必読! 命にかかわる病気をまとめた決定版】

◆救急車を呼ぶ?
◆夜間でも受診?
◆翌朝一番に受診?
「絶対に見逃してはいけないサイン」に絞り、緊急の対応まで詳しく解説!

本書は、0~6歳児を対象として、子どもの危険な病気のサインを見逃さないための本です。
子どもの命にかかわる病気というものはそう多くはありません。しかし、子どもの病気は進行が極めて速いため、危険なサインを見逃すと病気がとても重い状態に陥ることがあります。
年間のべ2万人を診察する著者のクリニックでも、入院を要する患者さんが毎月のようにいます。保護者が危険なサインに気づくケースもありますが、まったく危機感もなく念のために受診したら重症だったということもあります。
子どもは大人のミニチュアではありません。大人と同じ感覚で見ていると、危険なサインを見逃してしまいます。あとになって悔いることのないように、上手に本書を利用してください。

【こんなサインは要注意!】
●赤ちゃんが発熱し、元気がない ⇒ 《細菌性髄膜炎》《敗血症》
●吐く、不機嫌や腹痛をくり返す ⇒ 《腸重積》
●意識がおかしい ⇒ 《脳炎》《脳症》
●黄色い液体をくり返し吐く ⇒ 《腸閉塞》《腸捻転》
●熱が長引き、首が腫れ、目・口・手が赤い ⇒ 《川崎病》
●38度前後の熱がダラダラと続く ⇒ 《尿路感染症》《化膿性股関節炎》《小児がん》など
●嘔吐が長引き、腹痛をくり返す ⇒ 《膵・胆管合流異常》
●体を「く」の字にする腹痛 ⇒ 《虫垂炎》
●聞き慣れない特殊な咳 ⇒ 《急性喉頭蓋炎》など
●冬季に赤ちゃんが息を吐くとゼーゼー、ヒューヒューする ⇒ 《RS細気管支炎》
ほか

※特に注意したい3つの事故も解説
《ピーナッツ誤嚥》《リチウム電池誤飲》《熱傷》

※巻末付録
「子どもの危険な病気のサイン」とその対応一覧

著者プロフィール

1961年、東京都生まれ。87年、千葉大学医学部を卒業し、小児外科医となる。
2006年より、「松永クリニック小児科・小児外科」院長。13年、『運命の子 トリソミー 短命という定めの男の子を授かった家族の物語』(小学館)で第20回小学館ノンフィクション大賞を受賞。19年、『発達障害に生まれて 自閉症児と母の17年』で第8回日本医学ジャーナリスト協会賞・大賞を受賞。
著書に『小児がん外科医 君たちが教えてくれたこと』(中公文庫)、『呼吸器の子』(現代書館)、『いのちは輝く わが子の障害を受け入れるとき』(中央公論新社)、『小児科医が伝える オンリーワンの花を咲かせる子育て』(文藝春秋)、『発達障害 最初の一歩』(中央公論新社)などがある。 

「2020年 『どんじり医』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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