ひとりひとりの個性を大事にする にじいろ子育て (健康ライブラリー)

  • 講談社 (2018年4月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (162ページ) / ISBN・EAN: 9784062598699

作品紹介・あらすじ

《NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』に本田秀夫先生出演で大反響!》

【すべての親、すべての先生たちが大切にしてもらいたいこと】
この本は、子どもの精神科医として30年近く診療しながら、折に触れ考えてきたことを書き綴ったエッセイ集です。
この本で大事にしているのは、個性的な子育てです。「十人十色」という言葉があります。
子どもたちは、ひとりひとりが個性的です。親にも個性があります。ならば、育て方も、子どもと親の個性に応じていろいろなやり方があってよいのではないでしょうか。本のタイトルの「にじいろ」には、個性に応じたさまざまな色の子育てがあるというメッセージが込められています。
「個性」といっても、それは必ずしも優れた特徴のことを指しているというわけではありません。子どもにはそれぞれに得意なこと、苦手なことがあります。そのひとつひとつが、子どもの個性です。「スポーツ万能」「歌が上手」など、多くの人に評価される個性もあれば、「時間が守れない」「勉強が苦手」といった、短所のように見える個性もあります。
世の中では優れた特徴だけが評価されがちですが、じつは短所に見える部分も、見方を変えれば長所として評価できる場合があります。たとえば「時間が守れない」子は「集中力が人並みはずれている」ことがあったりします。
この本では、そのように柔軟な視点で、子どものさまざまな特徴を個性としてポジティブにとらえ、楽しく無理なく子育てをしていくためのヒントを紹介します。(はじめにより)
  
*本書は、本田秀夫医師が山梨日日新聞で連載中の人気子育てコラム
「ドクター本田のにじいろ子育て」から厳選したコラムを1 冊にまとめた書です。

【本書の内容構成】
CHAPTER1 よく遊ぶことで、個性の芽が出る 
CHAPTER2 個性の芽がぐんぐん育つ接し方
CHAPTER3 個性とともに育てたい「相談力」
CHAPTER4 親も自分の個性を大切に、自然体で
CHAPTER5 個性を輝かせるほめ方・叱り方
CHAPTER6 やる気が育てば個性はさらに伸びる

みんなの感想まとめ

子どもの個性を大切にし、柔軟な視点での子育てを提案する一冊です。著者は、30年の経験を持つ精神科医であり、子どもの多様性について深く考察しています。特に、子育てにおける「十人十色」の重要性を強調し、得...

感想・レビュー・書評

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  • 「自閉症スペクトラム」の著者、本田秀夫さんの著書。
    山梨日日新聞の連載コラムを本にまとめたもの。
    自閉症スペクトラムに限らず、もう少し広く子育てについて書かれている。読みやすく共感できたが、この著者でなくても書けそうな内容。特筆すべきことがなかった。

  • うちの息子が発達障害なもので、YouTubeでいろいろと発達障害に関するチャンネルを見ている。その中でも、一番説得力のある専門家が本田先生。この本は子育て全般についての本だけれど、子どもの多様性について哲学的に語ってくれて、狭くなりがちな親の視界を広げてくれる一冊。
    《恋愛と同じで、気持ちをくんで誘うのが大事》の章は、なるほどなぁと思うと同時に、「面倒くさくて私にはムリ!」と思ってしまった。できるだけ子どもと遊びたくないんだよ。子どもと遊ぶのって、つまらないんだもん。
    《言葉かけよりも、いっしょに楽しく過ごすこと》の章は、目からウロコだった。うちの息子は言葉が遅く、区役所だとか子育て広場の先生からやはり「たくさん話しかけてあげて」と言われいっぱい話しかけていたけれど、逆効果だとわかって衝撃。もっと早く知りたかったわ。

  • 一つ一つのエピソードが短く、具体的でわかりやすかった。子どもが小さい保護者にはぜひお勧めしたい本だと思った。

  • 自分にも子どもにも「ないものねだり」をしてしまっている人に読んでほしい。

  • 子供が生まれ、軽い障害を持つ(かもしれない)ので、タイトルから何か参考になるかと思い購入、結果的にあまりそういう感じではなく、子育て全般としての参考になると思う。
    児童精神科医が新聞に載せたコラムをまとめたもの、6個のチャプターに対して6~8個のコラムがあり、各コラムは3頁にまとまっているので、区切りよく読め、後からも個別に見返しやすい。
    対象としては、ある程度意思の疎通ができるけど、本能で行動しちゃう感じの子を持つ親、と言う感じ。

    内容に少し触れ、個人的に刺さったとこを。
    「過干渉」は良くないが「過保護」は良いとのこと、いいことが書いてあると感覚的に分かるが、まだ落とし込めていない、でも多分その通りだと思う。
    おしっこを伝えに来ることがあるが、それは人生初の報連相だとのこと、会社の新人を焚き付けるためにフレーズを使おうかと思ったけど、表面上以上の意味合いがあるらしい。
    やってはいけないことをやったとき、特に子供自身も悪いと分かってるのにやってしまったなら、子供の言い訳を聞いてあげた方がよいとのこと、言い訳自体は大人になっても必要なスキルだし、自分で反省することも促せるらしい。
    誉めるのは大人の観点ではなく本人が誉めてほしい観点でしてあげること、おとなの観点では子供自身の努力や成果と関係がないから、頑張る意義を感じなくなってしまうとのこと。

    逆に納得できないとこも。
    ご褒美でモチベーション付けをすることは、長期的にはご褒美がないと頑張らなくなるから、やめた方がよいとのこと、ただしそれも別の人は「関係ない」と言い切ってた気がする。
    最新の動向はどちらにせよ、逆の論について記載がないと、そもそも検討が浅いのではないかと思ってしまう、どちらを信じて教育するかは結局家庭次第としても。

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著者プロフィール

信州大学医学部子どものこころの発達医学教室教授。東京大学医学部医学科、東京大学附属病院、国立精神・神経センター武蔵病院、横浜市総合リハビリテーションセンター、山梨県立こころの発達総合支援センター所長、信州大学医学部附属病院子どものこころ診療部部長を経て、2018年より現職。博士(医学)

「2020年 『障害者・障害児心理学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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