- Amazon.co.jp ・本 (162ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062598699
作品紹介・あらすじ
子どもの心を育てるためにもっとも大切なことは? 小さな気づきが親の心を癒やしてくれる、人気児童精神科医による子育てエッセイ集
感想・レビュー・書評
-
「自閉症スペクトラム」の著者、本田秀夫さんの著書。
山梨日日新聞の連載コラムを本にまとめたもの。
自閉症スペクトラムに限らず、もう少し広く子育てについて書かれている。読みやすく共感できたが、この著者でなくても書けそうな内容。特筆すべきことがなかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一つ一つのエピソードが短く、具体的でわかりやすかった。子どもが小さい保護者にはぜひお勧めしたい本だと思った。
-
自分にも子どもにも「ないものねだり」をしてしまっている人に読んでほしい。
-
子供が生まれ、軽い障害を持つ(かもしれない)ので、タイトルから何か参考になるかと思い購入、結果的にあまりそういう感じではなく、子育て全般としての参考になると思う。
児童精神科医が新聞に載せたコラムをまとめたもの、6個のチャプターに対して6~8個のコラムがあり、各コラムは3頁にまとまっているので、区切りよく読め、後からも個別に見返しやすい。
対象としては、ある程度意思の疎通ができるけど、本能で行動しちゃう感じの子を持つ親、と言う感じ。
内容に少し触れ、個人的に刺さったとこを。
「過干渉」は良くないが「過保護」は良いとのこと、いいことが書いてあると感覚的に分かるが、まだ落とし込めていない、でも多分その通りだと思う。
おしっこを伝えに来ることがあるが、それは人生初の報連相だとのこと、会社の新人を焚き付けるためにフレーズを使おうかと思ったけど、表面上以上の意味合いがあるらしい。
やってはいけないことをやったとき、特に子供自身も悪いと分かってるのにやってしまったなら、子供の言い訳を聞いてあげた方がよいとのこと、言い訳自体は大人になっても必要なスキルだし、自分で反省することも促せるらしい。
誉めるのは大人の観点ではなく本人が誉めてほしい観点でしてあげること、おとなの観点では子供自身の努力や成果と関係がないから、頑張る意義を感じなくなってしまうとのこと。
逆に納得できないとこも。
ご褒美でモチベーション付けをすることは、長期的にはご褒美がないと頑張らなくなるから、やめた方がよいとのこと、ただしそれも別の人は「関係ない」と言い切ってた気がする。
最新の動向はどちらにせよ、逆の論について記載がないと、そもそも検討が浅いのではないかと思ってしまう、どちらを信じて教育するかは結局家庭次第としても。