- Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062602761
感想・レビュー・書評
-
一人暮らしのバイブル。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
貧乏で、モテなかった男ならきっとバイブルになるに違いない傑作マンガです。SFではありません。
-
『男おいどん』→『ワダチ』→『元祖大四畳半物語』と読む予定。
-
主人公の大山昇太は大きな夢に希望を持ちつつ東京に上京するも
会社をクビになり、学費も払えず勉強もできず極貧の生活を送る
周りからさげすまれても、己の道を突き進む大山昇太の人生録を描く
松本零士先生、最初期の代表作。
「銀河鉄道999」のようなSF作家のイメージが強い松本先生の
4畳半の汚い下宿宿を舞台にした男女の青春物語という異色作です
とにかく主人公に対して、どう思えるかが全てかな?
自分もこの世代で生きてきていませんが、70年代初期の
世界観と格差社会を描いている漫画です。ブルーカラーなど
差別用語が多いのも当時の風潮を思わせます
時系列はしっかりとつながっているのですが、漫画自体は
基本1話限りの短編なのでサクッと読むにはいい作品です
ストーリー展開が一辺倒なので飽きるのは速かったですが -
四畳半シリーズ。好き。
-
男の子のバイブルである。男の子が男になっていくとき、通過儀礼のように訪れる惨めで辛い日々が、汚くも優しく描かれる。奥歯を噛みしめて耐える日々を過ごした後、男の子は大人になるのである。そんな経験を積んでいない大人の男は、死ぬまで只のつまらない大人の男であり続け、決してダンディにはなれないのである。男の強さは、悔しさによって生まれる。男の優しさは、惨めさによって育まれる。
-
つらいときはおいどんを思い出してがんばります。
-
友は猫とトリとサルマタとサルマタケだけでも、どんなに貧乏でも、女にフラれても、小さな大四畳半でおいどんは今日も夢見て生きるのだ。<br>
<i>『明日のために、今日も寝る!』</i> -
松本零士の代表作『男おいどん』。なんでも氏の苦節(貧乏)時代の実話もあるとか・・・、インキン&サルマタケ(押入の中に押し込められた使い古しのパンツ)などは真実らしい!!!(爆) 主人公大山昇太は4畳半のアパートに住む苦学生、今の時代にこんな少年はすくないだろう。飽食の時代に懐かしさを感じさせる傑作、貧乏でも女にモテなくても俺はおいどんの顔が大好きだよ!