ナニワ金融道(1) (講談社漫画文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062605502

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  • 渡る世間はカモばかり
    借りた金は必ず返す。返すアテのない金は決して借りない。そんな簡単なことなのに、気づいた時には大借金地獄!金を甘く見た者の悲しくもおかしい末路がいっぱい。帝国金融が金の怖さ、厳しさを、キッチリ教えます。

    帝国金融に入りたての新人営業マン・灰原が見たものは、金を操る人、金に操られる人、という金が物言う本音の世界だった。
    「不渡り」「夜逃げ」「追い込み」「差し押さえ」。貸した金はあらゆる手を尽くしてキッチリ回収。法を利用して、人を操り、金から金を生む、それが帝国金融。金が人生を変え、人までを変えていく悲喜劇をコテコテにお見せします。

  • 闇すぎる高利貸の実態
     気が滅入る。ひたすら滅入る。借金は絶対したくない。主人公もなぜ金融屋が天職だと思ったのか……(まあ著者の青木自身の経験なんだらうが)。とにかくげんなりするが、読む分には身につまされるだけなので、さういふ裏社会の経済を知るうへでも損はないマンガである。ただしだんだん大阪辯がイヤになってくる。

  • #3112ー169ー406
    #3439ー56ー262

  • 遅れ馳せながら読了。

    しかしリアルな迫力がありますなー。
    スーツの柄や壁のシミまでペンで書き込む汚な系の絵が、迫力にズッシリと重みを加えています。

    金融の裏側とか手口とかを今後に活かせる感じはしないけど、

    ・人のいうことを鵜呑みにしない
    ・知らないことに手を出さない
    ・諦めない

    などの教えは、人生を歩く上で大変勉強になります。

    一気に読んだ後、なにか考える時に頭の中が大阪弁になる効果もありますね(笑)。

  • 【要約】


    【ノート】

  • ヘタウマな感じの絵がやたらツボ。ただ今は専門用語への知識が不足しているため、流し読みしている部分もちらほら。無闇にお金を借りればこうなっちゃうよと厳しい社会勉強にもなる。

  • この、トーンを使わない所がいいですね。
    この会社・人物のネーミングセンス(笑)
    続きが楽しみです。

  • 全巻もってる。
    大阪のエゲツない人々の物語。

    青木雄二先生は、オモロいオッサンやった。
    彼がいなくなって、世界は少しつまんなくなった。

  • えげつないけど、おもしろい。

  • なんと、大学の図書館にあった。活字本が並ぶ中で異様な存在感。。。
    気になって読んでみた。

    灰原が金融屋になりさまざまな負債者と交流していく様が描かれている。

    自分が知らなかった金融に関する知識を学ぶことができる。

    ただ、全部鬱展開なので気が滅入ってしまう。。。

    改めてこういう世界って怖いと思った。闇金にだけは手を出したくないな。お金とは節度を持って付き合っていきたい。

    図書館に全巻そろっていたので時間があるときにでも読破してみよう。

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