ナニワ金融道(5) (講談社漫画文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (462ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062605731

感想・レビュー・書評

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  • #3148ー205ー442
    #3666ー97

  • 今更だがこの人の躍動感のない絵がツボ。あと「MEKO」と阪神タイガースキャップの出現率が高い。
    三宮教頭の転落劇は見もの。それにしても気の毒。

  • 今回は金融というよりは法律の話。風俗ビルを作らせないために、風営法を利用して近くに病院を作ろうと悪戦苦闘する話です。僕は法律には弱いのですが、知識とそれを利用できる知恵があれば大きな武器になるんでしょうね。ちなみに、この案を考えたのは、行政書士を目指す新キャラでした。

  • 【粗筋・概要】
    小学校で教頭をしている三宮損得は、蟻地獄物産の破目の強引な営業に負けて、商品先物取引に手を染めてしまう。教頭は、鬼嫁に内緒で嫁名義のNTT株を担保に帝国金融から金を借りるが、それがばれてしまう。株券を返せの一点張りの嫁に対し、灰原はどのように対処するか悩む。帝国金融の上司の後押しもあり、儲けのために鬼になることを決意した灰原は、株券を返す代わりに、借用証と騙し嫁に金額欄が書かれていない連帯保証契約書にサインをさせる。108発目「教頭の儲けはどこに消える?」からノミ屋で働き再起の準備をしている肉欲棒太郎が登場する135発目「一筋の光明が見えてきた」まで収録。

    【感想】
    5巻は、商品先物取引によって破滅する教頭の話。しかし、私は先物取引についてほとんど知らず、売り建てや買い建て、追い証など専門用語が注釈なしに使われているので、あまり理解できなかった。

    帝国金融は教頭一家から絞りとるために、教頭が要求に対して制限なく金を貸していく。担保として教頭の嫁の不動産に対して根抵当権設定契約をする。教頭がいくら金を借りるか不明なため抵当ではなく根抵当にしている。その他の担保として教頭の嫁が白紙の連帯保証契約書にサインしている。この保証契約は、後で帝国金融が貸金額を記入するのか、それとも根保証なのか明かではなかった。

    最後に、預金債権を差し押さえられた教頭の元嫁が弁護士に法律相談する場面で「執行抗告」という言葉が出てくる。弁護士は保証金(担保)が必要であると云っているが、民事執行法10条6項によると無担保でも裁判所は執行の停止を命ずることができる。しかし、実際には無担保で良いとされる場合は、かなり例外的なのだろう。保証金がいくら必要なのかは、民事執行法や民事執行規則には書かれてはいない。けれど、和久峻三の『沈め屋と引揚げ屋』によると3ないし4分の1ぐらいは必要とあったから、同じだとすると4,500万の4分の1だとしても約1,000万は必要。執行停止を求めるのはかなり困難だ。

    2008年4月1日読了

  • 先物こわすぎんだろ

  • OB訪問で紹介されたんだけど勉強になるわ〜
    これ置いてない満喫ないしね

  • 勉強ばっかりして世間勉強してへんと先物やら金融に喰われて終わりやな…

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