あしたのジョー(9) (講談社漫画文庫)

  • 講談社コミッククリエイト (2000年10月3日発売)
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062607728

作品紹介・あらすじ

東洋バンタム級タイトルにジョーが初挑戦!対カーロス戦以降、連戦連勝を続けたジョーが、ついに東洋バンタム級のタイトルに挑戦する! 減量苦に喘ぎながらも、ジョーは冷血な王者・金竜飛に挑んだが…。

感想・レビュー・書評

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  • カーロス戦後から減量苦、金戦の途中まで。

    アニメよりジョーも段平も葉子も自立した人格として描かれていて、こちらの方が全体的に面白いと思った。
    アニメの段平や葉子はジョーにベタベタ依存していたし、ジョーは段平に何も言わなさすぎた。
    マンガのジョーは段平にも批判的で、誰に対しても容赦ないのが強いなと思った。

  • こないだ…廃人になったカーロス・リブラにさ 動物の生体実験をしている科学者のような冷え切ったクールな目で…! つまり残りの4キロばかりはもう肉だの筋だのじゃない骨格そのものさ ボクシングをやっていく為の不文律なんだっ…! 悲愴気取りなんとも鼻もちならなくてね 従って血となり肉となる消化量も決まり体重増加の心配などしたくともしようがない… ただの体重調整の下手くそな満腹ボクサーよそれまでご機嫌よう 生島ヒロシ そして逆境に負けないデラシネ(根無し草、放浪者)でいたい

  • カーロス・リベラとの死闘を乗り越え、ジョーは攻撃的なボクシングで東洋のランキングを駆け上がり、タイトル挑戦すら視野におさめる。だが、東洋バンタム級チャンピオンの金竜飛は、"氷のチャンピオン"と呼ばれ正確無比なボクシングで挑戦者たちから恐れられていた。その上、ジョーが戦う相手は金だけでなく、"ウェイト"という新たな試練が待っていた……。

  • ジョーの減量といい、金の生い立ちといい、この巻はシリアスだなあ。
    あと、どうも丹下のおっちゃんには共感できんところがある。イメージでは、もっとジョーに寄り添う人だったんだが。

  • 減量の苦しみは力石くんも味わったものだからこそ、ジョーの意地が鬼気迫る。
    このホセがジョーの最後の相手になるのかな。

  • 東洋ランカーを次々撃破→パーティ会場でホセ・メンドーサと遭遇→減量苦→東洋チャンピオン・金竜飛戦の途中まで。金竜飛の必殺コンビネーション「舞々(チョムチョム)」ってアニメだと対戦前から名前が出てた記憶があるけど、原作だと試合中にぽっと出てくる技なのね。こうして振り返るとアニメ版はかなり力を入れて練り直してたんだなあ。

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著者プロフィール

ちばてつや(本名:千葉徹弥)1939年(昭和14年)1月11日、東京築地の聖路加病院で生まれる。 同年11月に朝鮮半島を経て、1941年1月旧満州・奉天(現中国・遼寧省瀋陽)に渡る。 1945年終戦。翌年中国より引揚げる。 1950年、友人の作る漫画同人誌「漫画クラブ」に参加。1956年、単行本作品でプロデビュー。1958年「ママのバイオリン」で雑誌連載を始め、1961年「ちかいの魔球」で週刊少年誌にデビュー。 主な作品に「1・2・3と4・5・ロク」、「ユキの太陽」、「紫電改のタカ」、「ハリスの旋風」、「みそっかす」、「あしたのジョー」、「おれは鉄兵」、「あした天気になあれ」、「のたり松太郎」など。 公益社団法人日本漫画家協会会長。 東京都練馬区在住。

「2022年 『わたしの金子みすゞ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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