霧のむこうのふしぎな町 (子どもの文学傑作選)

著者 :
制作 : 竹川 功三郎 
  • 講談社
4.28
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本棚登録 : 288
レビュー : 57
  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062611510

感想・レビュー・書評

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  • 面白い!おすすめです。

    旧版では、「めちゃくちゃ通り」が「きちがい通り」になっていて、新装版で改訂されています。でも、私は旧版のイラストの方が断然好きなので、旧版を読むことをおすすめします。確かに「きちがい通り」はちょっとキツイイメージだけれど…放送禁止用語だと思うのですが、差別用語というわけではないと思うのですが、どうなんでしょう?

    霧のむこうのふしぎな町は本当にふしぎな町。
    最初はわけがわからんなと思いながら読み進めるのですが、なぜか不思議とだんだんとこの町のことがとても好きになってしまうのです。
    帰る時は、主人公と一緒に寂しくなってしまう。
    そして、またきっとこの町に戻ってくるぞと思うのでした。
    柏葉幸子さんよいです。

  • 柏葉幸子さんのデビュー作?
    小学生のころ夢中で読んだ本。
    でも全く覚えていなくて愕然とした。
    新鮮な気持で読めたからイイけれど。
    お父さんに勧められて、夏休みにひとり、霧の谷にやってきたリナ。
    働かざる者食うべからず、という下宿のピコットばあさんの命令?で、リナは気ちがい通りにあるお店のお手伝いをすることになる。
    お店の人やお客さんと触れ合うことで、なんにもできなかったリナが「自分にできること」を探して自分から働くようになっていく。

    「誰がそういったんだい」

    「だって、わたしのもっている絵の具に、西にしずむ太陽の色なんてないんだもの」

    最後にみんなからもらったおみやげが素敵。

  • 子供の頃読んで大好きだった本。
    自分と同じくらいの年齢の女の子が、傘によって不思議な町へ導かれていく...わくわくしながら読みました。
    お話に出てくる、キャンディーが今でも印象に強く残っています。
    挿絵も想像力を広げてくれる素晴らしいものでした。

    今では竹川さんの挿絵の本は新品では買えないのが本当に残念!
    娘にもこの挿絵で読ませたかった!

    あと、確か続編のようなものがあったと思うのだけど…?

  • 私が小学生時代、激ハマリしていたファンタジーなお話。

    骨董品を人間にかえていくところとか、サンデーが食べているキャンディーとか、描き方が好み!
    本当は文庫本じゃなくてしっかりした本で、その装丁もすばらしかったのに絶版になってしまい手に入らなくなりました・・・

    今思うと、この本と出会って私の空想癖に拍車がかかった気がします(笑

  • 可愛らしかった。

    水玉の傘を持って始まるふしぎな町への夏休みの旅。

  • 私が小学生だったら、きっと
    寝食を惜しまず夢中になって
    読んだだろう本だ
    子供の頃は、こう言う世界と現実を
    行ったり来たりしていたような
    気がする
    どこかにきっとあるだろう霧の谷の町

  • 不思議な世界観。

  • あー!ファンタジー!
    こういうの大好き❤️
    のんびり、ほんわか、それでちょっと不思議。
    私も気ちがい通りに迷い込みたい。
    絵も、本の内容とぴったりでステキだった。

    「耳をすませば」の映画で天沢聖二君が読んでた

  • 夏休みの特別な旅。個性的な人たちと出会って、怒ったり、優しくなったり。上辺だけのいい話ではなくて、波乱万丈の冒険をするわけでもなくて、でも読み終わったあとずっと心に残る霧の町のお話。

  • この物語にあふれるカラフルな色彩。
    木立のざわめき、
    ジリジリ音を立てる蝋燭、
    美味しそうなスープ。

    子供の頃に読んだ本ですが、
    何度読んでも、世界に入り込んでしまいます。

    この物語を読んだ人は、
    もう会えない懐かしい人に、
    遠い軌道を旅して巡りあった気持ちに
    なるのではないでしょうか。
    もしくは、すぐ側に感じられるような。

    現実では、大切な人には、もう会えない。
    一度消えてしまうと。

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著者プロフィール

作家 柏葉幸子(かしわばさちこ)
1953年岩手県に生まれる。東北薬科大学卒業。大学在学中に講談社児童文学新人賞を受賞。改稿後『霧のむこうのふしぎな町』となり、作家デビュー。日本児童文学者協会新人賞を受賞。その後も一貫してファンタジー作品を書き続ける。作品に『ミラクル・ファミリー』(産経児童出版文化賞フジテレビ賞)『牡丹さんの不思議な毎日』(同賞大賞)、『つづきの図書館』(小学館児童出版文化賞)、『岬のマヨイガ』(野間児童文芸賞)「モンスター・ホテル」シリーズ、『大おばさんの不思議なレシピ』『バク夢姫のご学友』など多数がある。

「2019年 『ぼくんちの海賊トレジャ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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