神州纐纈城 (大衆文学館)

  • 講談社 (1995年1月1日発売)
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感想 : 9
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本 ・本 (426ページ) / ISBN・EAN: 9784062620024

感想・レビュー・書評

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  • 民間の信仰宗教
    神聖な病気
    日本風 の環境設定で、エログロを取り混ぜ、異様な雰囲気をだしている
    時代背景をかえりみると、誤った認識があるようだ
    ミカンである

    現代にも通じるところ
    アンタッチャブル!
    神の領域をおかすもの暗示している

  • すごく面白い作品ですが、
    この作品は非常に残念なことに
    未完作品なのです。
    何と言う残念なこと。

    しかしながら本当に
    一度読んだらその不思議なテイストに
    引き込まれてしまう面白さ。
    際立っている人物。
    そして残忍そのものの城。

    その先どうなっていたんだろうなぁ!!
    読めないのが残念!!

  • 未完と知りつつ読んだわけだが…やっぱり、続きが気になるっ…

  • obtnd

  • この作者、変わり者です。いづれも面白いんです。いやあ、こんなイヤ〜な本ないですよ。伝奇小説というんでしょうか。ついうっかり、久しく読んでないと思って、骨砕いて入院していたときに読み直してしまった。これほど病院に似合わない本はない。血に染まった小説ですもん。でもおもしろい。破たんしてます。その破たんが妙にいとしい。ちなみにかものはしの母の母方の名字がこの「纐纈」って字だったりする。ので、どうしても気になる。

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著者プロフィール

(くにえだ・しろう)1887~1943
長野県諏訪郡(現・茅野市)生まれ。早稲田大学英文科中退。大正末期から昭和初期にかけての時代伝奇作家であるほか、劇作家、風俗作家、歌人でもある。ミステリー作家としては、昭和初年代、江戸川乱歩、横溝正史、夢野久作らが寄稿していた雑誌「探偵趣味」や、「サンデー毎日」を舞台に活躍。主著に『神州纐纈城』など。未知谷から『国枝史郎伝奇全集』(全6巻、補巻1)が、作品社から『国枝史郎探偵小説全集』『国枝史郎歴史小説傑作選』『国枝史郎伝奇短篇小説集成』(全二巻)『国枝史郎伝奇浪漫小説集成』『国枝史郎伝奇風俗/怪奇小説集成』が刊行されている。

「2024年 『小説集 蔦屋重三郎の時代』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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