冬の紳士 (大衆文学館)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062620062

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  • 堅実に描かれた大衆小説
    「近代的」意識はまだ死んでいない

  • 新橋の路地裏にあるバーにやって来る暗い目と温かい微笑を持つ男を常連達は「冬の紳士」と呼ぶ。冬の紳士は自暴自棄になった若い女性を救い自棄になっているその義兄に生活する術を教えるが冬の紳士自身、今までの自分は機械の一部品だったと感じ順調な家庭と仕事を捨てて新しい自分になるべく行動している人物だった。しかし妻や会社の人間を始め旧男爵の親族達はその考えがちっともわからず、気狂いとして精神病院に入院させようとしたり、警察に捜索願まで出す。自分自身により自分だけの自由を求めるのはいけない事なのかと問いかけをした作品。

  • 458夜

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